基本、部活の先輩は恐かったです。
特に何も分からなかったころは、先輩がみんな恐く見えました。
正直、新入部員は基礎体力作りのランニングや筋トレに集中するより、先輩の機嫌を気にしてそっちばっかり向いてました。
2週間くらいして、二年生の先輩の中で優しそうな人とやっと話が出来るようになってから、色々聞けました。
先輩全員がレズではないけど、何年が前からキャプやサブがレズで、その人がまた自分の気にいった後輩を可愛がるから、こんな変な伝統?が続いてるみたいでした。
5月の連休中に高校生のOGが二人来て、その時も新入部員全員が挨拶したあとに、私ともう一人の一年生だけ残されました。
幸い二人とも、二年生の先輩が色々教えてくれたおかげで、それまでキャプやサブの受けも良く、OGにも「今年の一年生は可愛いですよ」と紹介されました。
さすがにもう、裸にされて押さえつけられることはされなかったけど、椅子に座ってるOGの前の床に正座して、顎に指をかけられて顔を上げさせられたり、髪の毛を撫でられたり、新しく来た子犬みたいな扱いをされましたけど、腹が立つとかより「あーっ、怒られないでよかった!」の安堵感でした。
そらからも、先輩達に対する恐さはまだ強く有りましたが、レズ行為に対する嫌悪感はだんだん薄れてきて、むしろ「可愛がられた方が楽みたい」と変な考えが芽生えてきました。
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