フミエさん、ありがとうございます。
経験といっても、私は洋子さんで2人目、洋子さんもそんなにないと思います。
何といっても、女同士はマイノリティです。
「……あ…」
頸筋に唇をあてられ、私は声を洩らして顎を反らした。そのまま撫でるような優しさで唇を這わせながら、洋子さんの片手が
胸元に伸びてくる。乳房を掬い取られる。じんわりと揉みこまれた。
「……ふ…ンッ…」
背筋を這いのぼる甘美な感覚に、私は甘ったるい息をこぼした。
「……あぁ…」
どうしようもなく、熱い昂ぶりを滲ませた息を吐きながら、私は自分の乳房を盗み見た。いつもは力ない乳房が膨らんでいるように
見える。膨らんだ肉房に細い指が埋まりこむようにして、やわやわと揉みしだいていた。色を濃くしてふっくらと盛り上がった乳うんをなぞられる。触れるかどうかというくらいの微妙なタッチ、焦れったいほどの指の動きを目にすることで、もどかしい快感が増して息苦しくなる。おねだりするように肩を揺らし胸を反らしてしまっていた。すると硬く尖った乳首を押し潰されて、ヒイッと甲高い啼き声をほとびらせた。
フフッと、洋子さんが笑って私の羞恥を刺激する。洋子さんは私の体をどうすればどんな反応するか熟知している。
「今日はやけに、胸を責めるのね」
「いい乳だからよ」
「くたびれた、中年女のカラダが、そんなにいいの?」
「そんなに卑下したもんでもないわよ」
洋子さんの手がもう片方の乳房に移り、空いたほうに口を寄せた。
「あぁッ」
私は小娘のような嬌声を張り上げて、首を振った。一方の肉房を粘っこく揉みしだかれ、すでに熱を帯びたほうの熟肉を舐められる。異なったふたつの刺激が痺れるような愉悦となって総身に広がっていく。女の乳房は・・・・・。
(……あぁ……溶ける…)
態勢は崩れ、閉じ合わせていた両肢は緩んで、私は腰を震わせていた。
今夜は眠れません!
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