五人目のお相手ですけど、通勤電車でよく見かける女性でした。年は2歳か3歳年上の綺麗な女性でした。電車の中で不思議とよく目が合うことがありました。私は前から三番目のドアから乗るんですけど、その女性は一番前のドアの所に対象位置に立ってました。降りる駅は同じでした。私が先に乗ってて、その女性が後から乗ってくる感じでした。満員になる前に乗ってくるのでその女性とはお互いに視線を合わせられたんです。
何回か目が合う日が続いたんですけど、その女性と会えない日はちょっとガッカリしてる自分に気づいていました。
ある日の朝、私が立ってるドアの所にその女性が乗ってきたんです。その女性はAさんて呼ぶことにしますね。
Aさんは私をドアに押しつけて、電車の揺れに合わせてカラダを密着させてきたんです。初日はそれだけでした。いい匂いを私の記憶に残してAさんは電車を降りました。
その次の時は、同じようにドアに押しつけて髪越しに耳元に囁いてきて「いいことしてあげようか?」って言ってきたんです。最初は聞き間違いかと思ってましたけど、何回か囁かれて本気なんだと思いました。痴女さんの存在は知ってたんですけど、そんな感じではありませんでした。
「いつも目が合うでしょ。気になってたの」とひそひそ話されました。胸を触られたり耳を舐められたりしました。満員電車と電車の揺れに合わせて
感じるぐらいに責められました。
そういう朝の通勤が何回か続いた後、ある日駅に降りた時にメモを渡されました。メモには時間と場所、お仕事の後に会いたいって書かれてました。
まさか、そのメモに書かれてた所に行ってしまうなんて。私、どうかしてたんだと思います。でもAさんが五人目になりました。
次はAさんとのことを書きます。
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