でも、無論、店内で何らかのアバンチュールが発展するわけではありません。
結局、皆さんは三々五々と帰って行きました。
それでも、皆さんそれぞれに
「真由さん、また来てよ。貴女が来る時に私も来るからね。」
とか
「新しい仲間が出来たら嬉しいね。」
とか、言ってくれました。
ママさんも、それに答えるように
「そう、私も真由さんを勧誘中なんだ。
たまに、でいいから・・・たとえば週1でも、
お店の手伝いをしてくれると・・助かるからね。」
と、私を見ながら言ってました。
元来、気の小さい私は、突っ張って拒否出来なくて
「は、はい・・・そうですね・・・何とか・・・。」
などと中途半端に頷いてました。
すると、年上の女性たちも
「そう決まったら教えてね。ウブっぽい奥さまが成長していくのを楽しみにしてるよ。」
と言い、さらに
「接客なんてママに任せといて良いからね。
貴女がカウンターの中に居てくれるだけでも楽しめそう・・・。」
と言ってくれました。
それぞれに皆さんが帰ってしまうと、店内には私とママさんの二人だけになりました。
「じゃあさ・・真由さん、早速で申し訳ないけど・・試しに、ちょっとだけお皿洗い手伝ってくれない?」
とママさんに言われて、私も後片付けくらいなら出来ますから、カウンターの中に入ってお手伝いすることにしました。
ママさんと二人でカウンターの中に居て
「さっきも言われてたように、接客なんかしなくても良いのよ。貴女って、そんなの得意じゃないのは分かってるからね。
このカウンターの中で、貴女の優しそうな
微笑を見せるだけで・・・客が増えるわ。」
と、ママさんに言われて・・・私は「はい」と答えてました。
私が食器を片づけていると・・ママさんが・・
背後から私を抱き締めてきて・・
「真由、可愛いひと・・・貴女なら、このお店の看板娘になる・・・貴女みたいな普通っぽい、
お堅い奥さま風はモテるのよ。」
と、私の耳元で囁き、ママさんの唇が私の
うなじに押し当てられました。
「あ あ・・・。ママさんっ・・・・」
と、私は甘えた声で吐息を洩らしてました。
そして、ママさんの手が・・ブラウスの上から私の胸をまさぐりました。
「ああ・・ママさん・・ダメ・・・あたし、恥ずかしい・・・・。」
と、涙声で・・媚びてました。
「ふふ・・敏感なのね・・久しぶりなんでしょ?
レズの悦びを知ってしまってるから、感じるでしょ?・・・可愛らしい顔して・・・女に抱かれたいのよね・・。」
とママさんは囁き、次に、私を自分のほうに振り向かせて相対し、改めて・・・私の唇を奪いました。
強い、力のこもったキスでした。
それから、ママさんの舌が私の舌を捉え、
私の口中を弄びました。
不覚にも?私は鋭い快感に堕ちてました。
ママさんは
「真由、大丈夫・・・真由は私のもの・・・。」
と囁き、私も・・・ママさんに身を委ねて、ママさんにしなだれかかってました。
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