そのお店に行ったのは、そんなに夜遅い時間帯ではなかったので、他にはお客さんは一人だけで、私と同世代の女性でした。
その先客さんはカウンターのスツールに腰かけていて、私たちもその人の隣のスツールに腰かけました。
お店のママさんは私より少し年上の女性で、
ミチルさんと親しげに話しながら、チラチラと私を見てました。
確かに、こうした場所では、ミチルさんは
モテるだろうと思いました。
若くて美しくて明るいミチルさんはとても魅力的ですから。
私みたいな中年女でも、ミチルさんに愛してもらえるように一生懸命に彼女にお仕えしなければ・・・と思いました。
途中、ミチルさんがお手洗いで席を外して居た短い間に、そのママさんから
「貴女って可愛いわね。あの子の好みだわ。」
って囁くように言われました。
とても嬉しかった。
けど、恥ずかしくて・・・ちゃんとお返事できなくて微笑むことしか出来ませんでした。
先客さんも横から私のことをチラチラ見ているような気がしてました。
このお店の中では、レズビアンであることを隠さなくても良いんだ、と気が楽になりました。
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