長い文なのに読んでいただきありがとうございます。
レズビアン向けのサイトでも体験談とかエッチな話題は少なくないのですが、さすがに養母との体験は引かれそうなので(笑)こんな風に投稿できるところがあって嬉しいです。
関係を持って初期の頃は、香織さんにも葛藤があった様子で、また、私自身にも戸惑いがないわけではなかったのですが、思春期に差し掛かっていた私は、やがて香織さんとの関係に完全に虜になってしまい、私の方から求めるようになっていきました。
そうなってしまっては、香織さんも、もはや欲求を隠そうとはしませんでした。
お客さんの来る予定のない週末は、ずっと二人きりで裸で過ごしたり、お風呂に入るのもいつも一緒で、エッチな気分になったら、そのままお風呂でセックスしたり。
さすがにこんなエッチだらけの毎日は、始めて1年ほどで落ち着きましたが、それ以降もセックスこそが二人の間の何よりものコミュニケーション手段でした。
都会の新しい同級生達とは仲良くなれたのですが、年齢相応の恋愛話ができないのは少しつらかったです。
友人達には説明が面倒なので、香織さんのことは、遠い親戚のおばさんにお世話になっていると話していました。
友人達は、私の高層マンションでの余裕ある生活を羨んでいましたが、本当のことは何一つ話していませんでした。
同級生のうち一人か二人ぐらいは私と同じぐらいの時期に経験を済ませて(といってもお相手は異性でしょうけど…)いる子もいたようですが、ほとんどの子はそうではありません。
夏休みの思い出に、夏祭りで初めて彼氏と手を繋いだとか、彼の家で初めてエッチをしたとか、あるいは家族で旅行をしてきたと嬉しそうに話す友人達を横で見ながら、「私は貸別荘でおばさんと一日中アソコを舐め合っていたよ」と心の中でつぶやいていました。
けれど、そんな関係もいつまでも続くわけがありません。
大学入学と同時に、香織さんは今後は普通の養母と養女の関係になろうと私に切り出してきました。
初恋の相手でもあり、その歳まで何年も、お風呂も寝るときも一緒だった、いつまでも一緒にいるのだろうと思っていた相手からの別れの言葉を、私はすぐには受け入れられませんでした。
香織さんの決意は固く、大学は家からも通える距離であったにもかかわらず、香織さんは私に新しいマンションを用意しました。
私立大の学費や家賃だけでなく、一人で暮らすには十分すぎるほどの生活費を与えられながら、私は香織さんに捨てられたんだと思っていました。
今なら、香織さんなりに悩んだ末の、私の将来を考えての決断だと理解できます。
「私はこの数年でもう一生分の恋を楽しんだから、あなたは本当に大事にできる人を探して。女でも男でも構わないから」香織さんの別れの言葉の一部です。
それでも、寂しや欲求を抑えられない私は、大学にもろくに通わず、出会い系やレズビアン向けのサイトで見つけた女性達と、次から次に一度きりの関係を重ねたり、当時はまだ珍しかったレズビアン向けの風俗(最近話題ですね)にのめり込んだりと、荒んだ生活を過ごしました。大学も一度は退学してしまいました。
結局、そんな私を香織さんは最後まで面倒を見続け、数年がけで立ち直った私は、人よりもだいぶ遅れて大学を卒業し、今は普通の社会人生活を送っています。
香織さんと同世代の年の離れた彼女もいます。彼女はあまりエッチが好きではないのが寂しいですが…。
一人前になるまで育ててくれた香織さんに、今では素直に感謝することができます。
とは言っても未練が完全になくなったわけではなく、今でもたまに里帰りして、お酒を飲んだ時などに、遠回しに誘ったりしてますが、香織さんの決意は硬く、一度もさせてくれたことはありません(苦笑)
またまた長い投稿になってしまいました。読んでいただいた方ありがとうございます。
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