夕方に彼女の部屋からピアノが聞こえてくることがあります。特に上手いとは思わないですが、何か彼女が
自分の性欲を鎮めているような響きです。その時、私は背中に噴霧器を背負って除草剤を庭の雑草に
かけています。そんな優雅な彼女が市営の温泉銭湯で私と会った時「千載一隅のチャンスだと思った」
「清水から飛び降りるつもりで話しかけた」と後日私を抱きながら語ってくれたことを思うと
愛おしくなります。こんな人の意表を突くところも「女性を可愛がることが天才的にうまい」からなんでしょう。
今、暑い昼下がりにPCに向かいながら自分の腕や胸をみると、まぎれもなく63歳の老女のカラダです。
でも、彼女と会っているとこの現実を超えられます。「この身体が堪らない!唇、脇、乳首、お臍、
このぬめり、毛の生え具合、お尻の揺れ方」。指でツンツンしながら褒めてくれます。
そして、私のツルツルの乳首を摘まんで「これは若い時から自分で弄っていた証拠ね、淫乱な綾子、フフフっ」
とからかいます。上げたり下げたり、延々と続くピロートークで私の心は雲の上です。
男性のセックスは女性をいかせること、自分が射精することが目的ですが、彼女は私のカラダを愛撫
することが目的だから体力が尽きるまで続きます。同じ女なのにどうしてこうも性向が異なるのでしょう。
「嗜好は皆んな違って当然だと思ってる。」と彼女はあっさり言うけど。テレビに出てくる女性を見ると
即、裸を想像するそうです。そしてあの時の表情をみたい!と強く思うそうです。
「変態!」と非難したら「バカね~、誰だって大なり小なりアブノーマルな妄想してるはず。
股を広げて、人前で奥までよく見えるように自分のビラビラを指で押し広げる綾子こそ、大変態よ。」
彼女の説によると、女のあそこの味(匂い)は三種類あるそうです。少ない順にアサリ味、川魚味、ピザ味です。
私は彼女が最も好むアサリ味、彼女はピザ味です。
彼女と出会って9か月。
自分が狂わされていくことで、解放されていく自分を知る。
生でぶつかり合うことで、知れることがある。
知らない方が、楽だったかもしれない。
欲って、キリがないから。
それ以上のものが欲しくなる。
今度の深夜に素っ裸で彼女の家に来るように言われています。
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