続きです。
会話の流れで軽くお互いに自己紹介をしました。
女性の名前はまりさんで歳は31歳です
英語の講師をしているそうで、ここには同僚と来た時に初めて訪れて、以来1人で呑みに来る事があるとの事でした
ご飯を食べ終わる頃まりさんが近くのクラブバーに行かないかと誘ってきました
私は正直夜のクラブだとかはまだ未経験でどうしようかと迷いました
私の周りの友達もおとなしい子ばかりでというか自分自身もあまりお酒を呑まないので行ったことはありませんでした
あの。私、クラブとか行ったことがなくて
と正直に打ち明けました
そうなの?確かにあなた真面目そうよね
私の目を見つめて一瞬考え事をしているかのように目を細めました
そしてまりさんの手が伸びて私の頭を軽く抱えるようにして後ろで束ねているゴムを外しました
私はされるがままにまりさんは手をクシ代わりに私の髪をとかします
まりさんがつけているコロンの香りが官能的で少し胸がどきどきしてました
うん。このほうが絶対いい。ねぇマスターもそう思うでしょう?
おお。変わりますね!ああ~僕が結婚してなかったらなぁ!
頭をかかえて残念そうにするマスターに思わず笑みがこぼれます
またまた~まりさんに比べちゃうと私なんて
なにいってるの、ほら眼鏡もとってみたら?
とまりさんが眼鏡をとりました
黙って見つめてくるまりさんとマスター
うん。凄く可愛い。
とまりさんに
マスターがうんうんと縦に首をふります
急に恥ずかしくなり冷えたグラスを両手で掴んで、冷たくなった手をほっぺにあてて顔を冷やしました
今だったらバーに居ても浮かないんじゃない?行ってみる?
少し間をおいて、はい。と返信をしました
うん、誰かに口説かれちゃうかもですね!
頑張ってとガッツポーズをするマスター
だめよ、今日は私が独り占めするんだから
マスターお会計お願いします
二人のドリンクはサービスしますよ
いいの?ありがとう。
私もお礼を言ってご飯の代金だけを支払いました
またお越しくださいね
はい。ご馳走さまでした。ではまた。
お店を出るとまりさんが私の腕に手を入れてきました
続きます。
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