「私の色に染めちゃうからね。」
景子さんが耳元で囁く。 抵抗できない。
このまま 私 何処いっちゃうんだろう?
不安もあった。 でも、快楽の欲望が勝った。
裸の身体にブラウス 着けられた。
ドレッサーに座らされて、お化粧もされた。
まるで、宝塚のスターみたい・・。
鏡に映った私、私じゃない。 別の人。
ただ、口紅だけ 引かれてない。
その唇に景子さんの唇が重なってくる。
男になった私を 景子さんが責める。
昨日までと逆。
「ゆうこ。このまま、町に出ようか?」
耳元で囁かれて、首左右に振ってた。
だって、このまま出たら、すべてが晒されちゃうって・・。
景子さん 追い討ちかける。
「ゆうこの感じる顔、皆に見てもらおうかしら?」
取り出してきたのは、 男物のスーツ。
有無う言わせず、着せられた。
「やっぱり似合うね。昔 思い出しちゃう。」 って。
そのまま、町に連れ出された。
ごめんなさい。今日 とっても酔ってる。
続き 又。
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