今、チェリーはとても幸せなの。
昨夜、初めてお姉様に背中を鞭打たれました。
80センチ位ある指揮棒です。
自分からお願いして打たれたの。
訳をお話します。
お姉様が、元子さんとの決着を話してくださいました。
元子さんと元子さんのチェリー(妹さんって呼びますね)
を探し出してホテルの1室で、私を襲おうとしたことは許
せんと責め立てたそうです。
妹さんが元子さんを庇って、全て自分のせいにしようとし
たけど、お姉様が元子さんに
「それなら、私がお前の妹を罰することになるぞ?」
って詰め寄ったら元子さんも
「そんなことさせるもんか。」
って激昂して、双方暴力に訴えそうになったんですって。
その時、妹さんが静かに、でも毅然とした態度で、
「それなら、お姉様の手で私を罰して下さい。」
って元子さんに言ったそうです。
お姉様が、バカな、筋が通らない、って言おうとしたら、
妹さん、
「スノー様にとってチェリー様が大切なのと、お姉様が私を大切
にしてくださるのにかわりはないと思います。
そのお姉様が大切な私を罰するんです。
スノー様、いかがですか?
お姉様も?」
って、きらきらした目でお姉様の目をじっと見て言ったんですって。
そしたら、今度は元子さんが泣きだしたの。
綺麗な顔がゆがむ位、子供みたいに泣いたんだって。
妹さん、どこからか鞭を持ってきて、泣いてる元子さん
に握らせて、自分でその場で服を脱いで下着姿になって、
元子さんに背中を向けて膝まずき、
「10回でよろしいですか?」ってお姉様に聞いたんですって。
さすがのお姉様も気を飲まれてしまい、つい肯いてしまった
そうです。
元子さんは泣きながら妹さんの背中を叩きだした。
自分がどうしてもお姉様にかないっこない事が分かっていて、
その結果、可愛い大切な妹さんを自分の手で鞭打つ結果にな
ったことが、すごいショックだったみたい。
お姉様は、これが妹さんの元子さんに対する愛の形だって、
思って見守ってあげたけど、7回目に元子さんの手元が狂って
首に当たりかけたので、元子さんの手首を掴んで止めさせたって。
元子さんは半裸の妹さんを抱きしめて泣き崩れ、妹さんはいとも
優しく元子さんの背中を撫ぜていたそうです。
これでお姉様の元子への恨みは完全に消えました。
でも、チェリーは思ったの。
元子さん、可愛い妹さんを打たされた恨みは残るはず。
お姉様の力に屈して復讐はしないと思うけど、敗北感、屈辱感は
持ち続けるでしょう。
それって、お姉様にとっても元子さんにとっても凄く不幸な気がする。
チェリーはお姉様にお願いしました。
チェリーを7回鞭打ってください。
そして、それを元子さんと妹さんに伝えて・・。
お姉様、最初はバカいうなって取り合ってくれなかった。
でも、チェリーは何度もお願いしたの。
チェリーの前で涙を流していた妹さんを思い出しながら。
やがて、お姉様も分かってくれました。
チェリーは、お姉様から頂いたネグリジェを脱いで、
背中をお姉様に向け膝まづいたの。
お姉様の、これまでにないほどの緊張した声。
「チェリー、良いかい?
妹さんと一緒だ。手加減なしだよ。」
はい、お姉様。お願いいたします。
お姉様にこんな辛い事をさせてごめんなさい。
痛さ苦しさは、感じませんでした。
ただ、背中にばしって衝撃があって、あと熱くなった感じ。
むしろ打たれる度に、この身がお姉様のお役に立ててるって
ありがたさを感じました。
7回打たれた後の、お姉様の熱い抱擁。キス。
チェリー、嬉しかった。
元子さん。もう恨み消えたよね。
お姉様は、ここまでして下さったんだよ。
妹さん。もう一度会って、今度はお話したいね。
きっと、良いお友達になれると思うよ。
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