「チェリー、歌って。」「はい、お姉様。」
今日も疲れてお帰りになってお姉様。
お風呂から上がって髪の毛を乾かしたら、坐ったチェリーの
お膝を枕にして横になりました。
お膝に乗ったお姉様の髪を撫ぜながら、チェリーはスキャットを歌います。
歌詞はありません。お姉様と一緒に聞いた曲をまねているだけ。
それでも、お姉様は聞いて下さる。
お疲れの表情が、少しづつ安らかなお顔になっていく。
今日も激しく戦って、お疲れになった戦士のお姉様。
どうかチェリーのお膝でゆっくりとお休みください。
お姉様の疲れを癒せるのならチェリーは一晩中歌い続けます。
試験の成績も、お姉様へ甘えることも、どうでもいいの。
今は、ただお姉様の安らいだお顔をずっと眺めていたい。
それが、チェリーの最高の幸せです。
今夜はチェリーのお膝で十分に疲れを癒し、明日はまた
雄々しくお姉様らしく戦ってください。
お疲れになったら、またチェリーが嫌して差し上げますから。
新米ヴァルキューレのチェリー・・・?
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