チェリー犬はお姉様から厳しく叱られました・・。
「生命にかかわる問題だったぞ。
今度はテヘ、ぺロじゃすまないよ。」
やっぱり、そうでしょうね。
ヒロ様からの助言があったのに、まさかそこまでって油断したのが
今回の失敗の最大の原因です。
Tとヒッポ・・、蛇の道は蛇で繋がってるって何故考えなかったんだろう。
おバカなチェリー犬はお姉様の叱責の前でがちがちになって俯くだけ・・。
「おバカな犬は、外で寝な。」
チェリー犬は裸でベランダへ。
ベランダのセメントの床の上に正座して、星空をじっと見てました。
涙は出ないの。自分が悪いんだから。
かえって嬉しかった。
お姉様が、まだまだチェリーの事を叱って下さるんだって分かったから。
身体が冷えてしまって、しかたなく排水溝にオシッコしました。
そしてまた正座。
2時間位して、お姉様のお部屋に明かりが点きました。
「おバカ犬、反省したかい?」
はい、チェリーがバカでした。
反省させていただいています。
「それが分かれば良し。お入り。」
お部屋に入れていただき、また正座するチェリー犬。
「私もバカだね。寒いから湯たんぽ犬と寝ようと思ったら、外だったよ。」
あのー・・・?
「おバカ犬、早く私のベッドにお入り。」
ク―ン、ク―ン。
こんなおバカ犬でも可愛がってくださるお姉様に、感謝です・・・。
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