もうすぐ2学期。楽しみだー。
宿題、課題は済ませてるし・・。
しまった。読書感想文やってない・・。
チェリーは読書が好きです。特に歴史物ね。
課題図書はトルストイの「戦争と平和」なんだけど、読んだ感想は
あんまり、面白くないぞ。
結局、時代遅れの貴族趣味なんだよね。
しかたないか。ロシアはつい最近まで、農民や労働者に文化は無かったもんね。
ロシアの将校さんは、皆さん貴族出身。
優雅で誇り高くて、農民出身の兵士や下士官とは人種が違うの。
これじゃ、冬将軍にきてもらわないと負けるよね。
ロシアの貴族に関してチェリーが好きなのは、日露戦争前に日本海軍の広瀬武夫が
ロシア海軍の少将の娘アリアズナだったけ?の間のプラトニックなロマンス。
広瀬中佐、かっこいいよね。彼、結婚しなかったんじゃないかな。
沈みゆく浮く船の中で、行方不明の部下を探し、ついに諦めてボートに乗り移った時、
敵弾に撃たれて肉片を残して消えてしまったんだ。
でもその前に、船の壁にアリアズナに分かるように、広瀬がここに来たって書き置きしてたんだ。
戦争って悲惨で悲しいもの。特に、無関係の市民が巻き込まれる場合はそうです。
でも、この広瀬中佐や第一次大戦から第二次大戦で活躍した空の騎士撃墜王たち。
読んでいて美しいと思いました。
スイス傭兵隊。あまり知られていないけど、ヨーロッパでは有名です。
フランス革命の時、最後まで国王ルイ16世を守ったのはスイス傭兵達。
最後に国王の命令で抵抗をやめたら、パリ市民たちは無抵抗の傭兵達を皆殺しにしたんだ。
この時、虐殺された傭兵達の記念碑がスイス国内にあるそうです。
チェリーが美しいって感じる戦士たちは、結局死んで行くんだね。
A君は「自衛隊に入りたい。もしかして死ぬかもしれないけど、それで良い」って言った。
だからチェリーはA君を育てたいって思ったの。
戦場で美しく死ぬ男性を選び育てる。
まるで、北欧神話のワルキューレだね。
こんな事して、もし、もしもだよ。
A君が将来、本当に国民を守るため殉職しちゃったら・・。
チェリーは自分を責めるかしら?
それとも、それがA君の運命だったって納得するんだろうか?
あ、いけない。宿題の読書感想文・・。
「戦争と平和」は止め。
「坂の上の雲」にする。
近代日本の青春時代。こっちのほうが、はつらつとして面白いや。
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