午後のバイヨネットで、ゆっこちゃんが心配そうに聞いてきました。
「チェリーちゃん、今度海に行った時、ずっと裸なの?」
そうだと思うよ。仕方ないよ。お姉様の意思だもん。
「どうして、スノー様ってチェリーちゃんに辛いことさせるの?
アズ姉様は私にそんな事させないよ。
アズ姉様にスノー様に止めてもらうように言っていただこうか?」
ありがとう。でも良いんだよ。
ゆっこちゃんはアズ様の妹でしょ。
でも、チェリーはお姉様の奴隷で飼い犬なんだよ。
だから、これで良いの。
「でも、いくら女性どうしだからって・・。」
うーん、ゆっこちゃんに説明するのは無理だろうね。
でも、チェリーが嫌々裸にされるんじゃないことは、分かってもらいたいの。
お姉様が、ご自分の奴隷が素晴らしいのを、他の方に自慢したいんだよ。
チェリーが憎くてするんじゃなくて、ご自慢だから裸にしたいの。
わかるかな?
やっぱり、無理見たいです。
夕方、お姉様から呼ばれました。
「ついておいで。」
はい、かしこまりました。
お姉様、海に行かれる用意のショッピングです。
チェリーは荷物持ち。
お姉様がお選びになった水着は、ブルーのビキニ。
少し小さすぎるようだけど、試着したらお姉様に素晴らしく似合ってました。
「似合うかい?」
はい、素晴らしくお似合いです。
濃いブルーがお姉様の白い肌に浮きたちます。
「よし、これに決定。
つぎは・・。」
はい、次のお買いものは?
「何言ってるの。チェリー、お前の水着だよ。」
えっ、だってチェリーは裸で泳ぐんじゃ・・?
「バカ、室内ならともかく、真昼間にお前の全裸を晒せるもんか。
よし、私と同じデザインで良いね。」
お姉様、嬉しい。チェリー、とっても嬉しいです。
私もお姉様と一緒に水着きれるんだ。
問題は、お姉様と同じデザインでは、決定的にチェリーに似会わない事。
「妹さんには、この手のビキニはちょっと無理かもしれませんね。」
うーん、店員さんに言われちゃったよ。
「ビキニにするなら、こちらはどうですか?」
勧められたのが白のビキニだけど、一見してお子様向きのブラです。
お姉様、諦めたみたい。
「しかたがない。これを頂くわ。」
ごめんなさい。お姉様。
せっかくチェリーにビキニデビューさせてくださるつもりだったのに、
お子様向けビキニしか似会わなくて。
今、チェリーが密かに思ってること。
海に行ったら、ビキニのブラは着けないでおこう。
つまりトップレス。
どうせお子様ボディなんだ。開き直っちゃうぞ。
もともと全裸を晒すつもりだったんだ。
チェリーの貧弱な乳房と、そこだけ嫌らしく敏感な乳首を皆に晒してやろうじゃないか。
それで、お姉様からお叱りを受けたら、皆さまの前で折檻していただくんだ。
非日常の時間なんだ。
いっぱい、楽しむぞ。
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