レズビアン体験告白

今日も、暑くて蒸したよね。
ヒロ様のように外で働く方々は大変ですよね。
でも、そんな方がいないと、社会は動いて行かないんだ。
どうぞ、お身体に気を付けて事故なくお仕事なさってください。

あと1週間で学期末試験です。
中間試験前のような高揚感はありません。
サブも、今度は手袋は投げなかったよ。
生徒会室でお茶しながら、和やかな会話です。
「会長、来週が試験ですね。」
そうだね。もう、来週かあ。
「会長は、中間試験の時、かなり勉強したんですか？」
うーん、自分で良く分からなかったよ。
神がかりって信じる？
いつもの自分じゃない感じだったね。
「今回もですか？」
ううん、今は正常だよ。
（普段のチェリーが正常かって言うと、自信ないけどね・・）
「なにか、勉強の秘訣とかあるんですか？」
えー、そんなの有ったら、私が教えてもらいたいよ。
教科書読んで、覚えて、書いてみて、書けなかったらまた覚えて・・。
それの繰り返し。
ありがたいことに、試験って教科書からしか出ないじゃん。
繰り返せば、絶対カバーできるって。
「でも、その方法だと時間がいくらあっても足りませんね。」
うん、確かに時間が必要だよ。
効率的に覚えていかなくちゃね。
「会長は、家でずっと勉強してるんでしょうね。」
まあね。手が空いた時間は勉強してるつもり。
「そうですか・・、手が空いた時間・・。」
サブ、何を考えてるんだろう？
手が空いた時間って、みんな同じじゃない？
帰る途中にお買い物して、お夕食の準備して、お夕食の後片づけして・・。
その後の時間のことじゃないの。
もっとも、チェリーはお姉様にお仕えする大切な時間があるけどね。
お姉様から愛していただく時間も必要です。
サブやチェアマンは、チェリーがド変態で裸でお姉様から虐めていただいてる
とは知らないしね。
やっぱりチェリーは、他の子とは違うんだろうな。
家ではドＭ、普通なら気が狂いそうな恥ずかしいことをされて喜んでいるのに、
外では、校長先生や交番所長さんから優等生って思われてる。
サブにはドＳだし、ベータには優しいお姉さん。
どれが本当のチェリーなのか、誰も分からないと思う。
でも、みんなチェリーなんだ。
チェリー自身は、なんの矛盾も感じてないの。

お姉様からの絶対命令。
今晩からは12時には寝ます。
お姉様からの素敵な虐めは試験の終わったあとだよ。
ヒロ様、お忙しいでしょうけど、夜はゆっくりお休みください。
（チェリーが人の事言えるかな？）


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