ヒロ様、書き込みありがとうございます。
肋骨痛むけど、今日は防犯教室の日。
平気なふりして登校しました。
雨が降るので防犯教室は体育館で行いましたが成功でした。
校長先生の挨拶、交番所長さんの紹介、交番所長さんのお話、
警察署の女性警察官による護身術の模範演技。
その後が実演訓練です。
襲われる役のベータが可愛いの。
「やめてくださーい。警察を呼んでー。」
うん、迫真の演技だ。
通りかかった男性生徒役のおバカの4人組。もうやけくそになってる。
「どうしたんですか。おい、なにやってるんだ。警察を呼ぶぞー。」
「お巡りさん、こっちです。早く来てくださーい。」
「逃げた男は、25歳位、身長は175センチ位のやせ形でした。」
「服は黄色の半そでTシャツに黒色ズボン、眼鏡を掛けてました。」
「違うだろ、サングラスだったです。」
いやー、こいつらも吹っ切れたね。
良かったね。逮捕騒ぎに巻き込まれなくて。
防犯教室には、地元の新聞社の方が取材に来てくださいました。
何枚も写真を撮ったけど、チェアマンが犯人を振りほどくシーンに熱が入ってたね。
うん、さすがわが校一番の美人だね。
防犯教室が終わった後、生徒会室でお茶会です。
生徒会室名物のアールグレーをどうぞ。
バカども4人も召し上がれ。
新聞部長は、プロの記者が来てくれたので大喜びです。
「学校新聞作ってるの?」
「はい、生徒会が協力してくれるんで・・。」
バカー、チェリーが足出してる新聞なんか出すんじゃない。
「ほう、面白い紙面だね。」
新聞記者も、そんな新聞をクリアファイルに挟んで持って帰らないで。
交番所長さんが、
「2日遅かったね。」
って言いました。
チェリーが、逮捕された男へのけん制に防犯教室しようとしたの分かってるみたい。
さすが、するどいね。
さて、学校が終わった後、弱虫チェリーは病院へ。
今日は女性の先生が診てくださいました。
上半身裸になって触診を受けましたけど、チェリーのまだ痛いって言う泣き事に対して、
「まだ痛むのね。強い薬を出してあげたいけど、貴女のような子には悪影響があるのよ。
前と同じ薬で我慢してね。」
って言われました。
その言葉を聞いて、チェリー思いつくことがありました。
チェリー、お姉様の奴隷犬だったよ。
摩耶様からお気に召していただいたり、試験で1番になったり、ばかどもを殲滅したりしたけど、
ちょっと良い気になりすぎてる。
怖かったからって、お姉様に甘えて泣かせてもらったり、怪我で心配をおかけしたうえ、
身体を撫でていただいたり・・。
この2.3日、お食事の支度もしていない。
チェリーは何時からそんなに偉くなったの?
先生にテーピングをしていただき、薬は前と同じものを頂きました。
痛い時飲む頓服だけど、どうしても我慢できない時しか服用しないぞ。
痛みで、どうしても奴隷としてのお勤めができない時だけ飲むんだ。
痛くて我慢できなかったら、お姉様のお耳に聞こえない所で泣くんだ。
お姉様の前では、もう大丈夫って顔をしなくちゃ。
この痛みだって、神様がチェリーに与えてくださった修行かもしれない。
ヒロ様、チェリーを気遣ってくださるお気持ちはとっても嬉しいの。
でも、チェリーは痛みに耐えるからね。
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