昨日の事、お姉様にお話しました。
チェリーの歴史認識には笑っておられたお姉様ですが、校長先生のことをお話した時は笑いませんでした。
「お前は、校長先生に謝ったんだね。」
はい、いけなかったでしょうか?自分の態度が正しかったと主張すべきだったんでは・・・?
「いいや、違うと思うね。お前は介入した校長先生に対し、小さな自我を通さず素直に対応している。
現在の自分を、客観的に見る能力ありって評価されてると思うよ。」
ああ、良かった。校長先生の事、まだよく知らないけど、「敵に回してはいけない人」ってことは分かります。
逆らおうにも、人間的にとてもチェリーの対抗できる方じゃないわ。
それはともかく、鍛練合宿の、いえ35キロ歩行訓練への不安は増すばかりです。
今日、生徒会役員、運動部、文化部の主将、部長を集めて、予想される問題点とその対策を協議しました。
昨年の例から、
「隊列に付いて行けない生徒が出る。」
「遅れた生徒を待つから、青年の家への帰着が遅れて、夕食の後片付けで職員の方に迷惑を掛けた」
との問題点が出されました。
落伍しそうな生徒への対策として、柔道部主将の提案で、
「遅れた生徒を紐に捕まらせ、体力のある運動部員が引っ張る」
というアイデアが出ました。
会長権限で即決。運動部主将、各部から5名選抜願います。
夕食が遅くなる対策については、チェアマンから
「足の早い生徒を先に帰して食事の準備をさせ、本隊が帰ったらすぐ夕食だ取れるようにしておく。」
「落伍して食事が遅くなる生徒がいたら、職員の方には帰ってもらい、生徒が後片づけをする。」
との提案あり。
うん、良いと思うよ。食事作るのは衛生面とかで問題あるだろうけど、片づけ位なら私達でできるよ。
青年の家に着いたら、すぐ調理の職員の方と打ち合わせるね。
チェリーが会長に就任して以来、こんなに皆がまとまったことないよ。
皆、不安なんだよね。一応3年だもん。下級生の面倒は見てあげなくちゃ。
人間心理として、共通の敵や不安に対しては、団結・協力するもんだよね。
ちょっと不安なのがサブの態度。反対する訳でもないけど、なんか浮いてるの。
うーん、こいつ結構能力はあるんだよね。自他共に認めるエリートです。
味方に付けたら、頼もしい家畜になるんだろうけどね・・。
まあ、あせらず餌付するか。
※元投稿はこちら >>