昨夜、お姉様がお帰りになって、先生から聞いたお話の事をお尋ねしました。
「ああ、あれね・・。恐ろしかった・・。」
えーっ、相手の10人がですか?すごく怖そうなやつらだったんですね。
「違うよ、チェリー。怖かったのは、うちの生徒200人だよ。」
はあー、味方が怖かったて、どうゆうことでしょう???
「一歩間違っていたら、あの10人を集団リンチで殺してたかもしれない。」
えっ、みんなお姉様の指揮に従ってたんじゃないですか?
「チェリー、覚えておくんだよ。人間の集団心理は普通の時とは全く変わるんだ。」
「いつも優しくて思いやりのある女の子が、殺しちゃいましょうよ、って言うんだよ。」
「相手に対して、圧倒的有利で、しかも自分達が正義の側だからね。」
「私が一歩間違えたら、こいつら殺されるって思ったら、物凄く怖かったよ。」
「だから、警察を呼んだんだ。」
「チェリー、まだお前のカリスマはそんなに強くない。狂った皆を制御するのは難しいよ。」
そうだったんですか。チェリー、少し皆を操れるようになったと思って慢心してました。
ありがとうございます。紅茶入れますね。
「あと、甘いものも欲しいね。」
すみません。クッキーくらいしかないんですけど・・。
「いや、チェリーの胸のイチゴが食べたいよ。」
こんな貧弱なイチゴでよろしかったら、いくらでもお召し上がりくださいませ。
お姉様もいっぱい勉強されたんですね。
チェリーも心してがんばります。
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