続き。
ミストの中で滑り輝く女性二人の水着がとても厭らしく絡み合う。
妻は何か吹っ切れたかの様に、頑なに閉じていた脚を拡げ、触らせやすいように秘部を押し当てていた。
逆に女性はDカップ程の張りのある乳房を、妻の顔に押し当てている。
驚いた事に、妻がその押し付けてきた乳房に舌を這わせたことだ。
それに気付いた女性は、必然の如く自身の水着のトップを下からずらして、きれいなバストを恥らいなく出す。
少し大きめの乳輪がまた厭らしく見え、妻は大きく口を開け吸い付いていた。
程よい温度のミストとローズマリーらしき匂い…
興奮した呼吸の速さと押し殺すかのような快楽の喘ぎ声。
多少のボイラーの音にかき消されていることで、妻も日常とは違う顔を見せる。
私は思い出した。家庭用のタブレットに女性用AVらしきモノを閲覧していたことを。
何故かレズビアンものが多い。
以前SWの話題で妻に聞いた事がある『ほかの男性に抱かれてみたい願望はある!?』と。
少しでもそれっぽい答えが返ってきたら、アブ歴の長い(笑)私としては嬉しい限りだと…
ところが『えー⁉やだいいよ…男は…ヤダヤダ』と笑っていた事。
と、それがこれと決めつける事では無いが、とにかく私は嬉しく何時にない興奮をしていた。
女性は、妻をM字の姿勢にさせて、競泳用の水着のハイレグ部分をずらし直接愛撫をしだした。
妻はクリが性感帯。クリだけでもピクピク云わせて潮を吹く。
そのようにピクピクしている、女性は一気に指を挿入させている。
快楽からか歯を食いしばりながら仰け反る妻。
最初こそゆっくりとした指の動き。女性は妻の快楽に浸っている顔を覗き込み淫靡にほほ笑む。
妻の目は焦点が合わない程にキマって、唇も開いたまま。全身全てがミストに濡れて口から零れる涎とも付かない水滴が見て取れる程。
女性は反対の手で、自分の股間を弄り出した。
妻の股間に挿入している指使いがリズミカルにテンポが速くなる。
細長い中指と薬指が、妻のGに刺激を与えている事が離れて視ている私にもはっきりと見える。
次第に掻き出す様な手つきで、激しく攻め立てる。
『あんっ!?』
妻の押し殺した声が一瞬だけこぼれたのと同時に、2回弧を描く潮を吹いた。
話は続く。またそのうちに…
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