久しぶりにメールボックスを開いたある日、ある方(Tさんとします)からメールがきていました。当時の私は20代後半、Tさんは60手前、私には理想の相手の様に感じ会うことにしました。
仕事終わり、梅田の待ち合わせ場所にたっていると頭部が禿げ上がった白髪の細い男性が近づいてきました。
「ハルくんですか?」
「…はい。」
私は緊張で喉がカラカラで、今から自分は本当にこの男性とやらしいことをするのかと自問自答し、逃げ出したい気持ちになる反面、股間はガチガチに勃起していました。
「ついてきて。」私はTと距離をとりながら導かれる様に歓楽街に足を踏み入れました。細い小道を入ると、ギラギラとしたネオンの下に入り口、男性同士で入れるラブホでした。中で誰かに会わないか、私は下を向きながらTに続き部屋に。
部屋に入りいそいそと準備をするTに対し、私は呆然とベッドに腰掛けていました。
「緊張しているの?」
「…初めてで勝手がわからなくて…。」
Tの手が私の太ももをなぞり、次の瞬間に抱きしめられました。
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