家に帰ると、冷静になって自己嫌悪に陥りました。
この2日間のホモ体験、女が好きなのに、女とする前に今日は男とキスしてしまった。
それどころか、汚いチンポまでしゃぶって精液まで口に出されてしまった。
私は、ただ男でもいいから、口で気持ち良く射精したかっただけなのに、自分がするなんて………。
このまま、ホモになってしまうなんて嫌だ。
私は、もう映画館には行かないと、その時は決心したんです。
次の日、逃げ出した友達に、あの後どうした?と訊かれ、まさか初フェラ体験をしたなんて言えるはずもなく、私もすぐに逃げたと嘘をつきました。
私は後ろめたさを感じながら、友達とホモなんてあり得ないと笑いあいました。
「でも、相手が男でもフェラとかされたら気持ちいいのかな?」
そんな事をボソッと言い出したんです。
「なんだよ、お前気持ち良かったら、気持ち悪いオヤジにしゃぶられてもいいのかよ、俺は無理、気持ち悪くて絶対勃たないし」
「だよなぁ」
私はまた嘘をつきました。
勃たないどころか、ビンビンに勃起して、思い切り射精させられ、あまりの気持ち良さに大量の小便まで漏らしたなんて、口が裂けても言えませんでした。
「あの映画館はヤバイからもう行くのヤメとこうな」
「そうだな、ホモは無いよな」
私は、無意識に自分がホモ体験をしてしまった事がバレないように、友達が映画館に近づかないように言っていたのかもしれません。
私も、もう行くつもりもありませんでしたけど。
その夜、ウラ本を取り出し、オナニーをしました。
最初は、丸見えのオマンコを見ながらしてたのに、ページを捲り、女が勃起チンポを咥えているページになると、一気に映画館でしゃぶった生チンポの臭い匂いと感触を思い出し、なぜか口に射精された瞬間を思い出しながら逝ってしました。
毎日その繰り返しで、オナニーしては逝った後に複雑な気持ちなっていました。
そして次の土曜日、私は映画館に向かっていました。
しゃぶって貰うだけ、自分からは絶対にしなければいいんだと自分に言い聞かせて。
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