その人は50歳くらいの短髪の小太り体型の
男性でした。
翔吾さんは、その人を室内に招じ入れます。
その人は、翔吾さんに
「やあ、お言葉に甘えて来たわよ。」
と、オネェ口調丸出しで言いながら、翔吾さんの
後ろに控えてる私を見つめます。
私の頭からつま先まで、特に顔と腰あたりを
イヤラシい感じで睨め回します。
そして、
「ふむ、この子ね?. . . ホント、可愛いね。
でも大丈夫?. . この子、高校生じゃない?」
と言います。
翔吾さんは苦笑しながら
「とんでもない。もう大学だって卒業して、
俺の同僚だよ。」
と答えてます。
この男性は、某ゲイバーのママさんで、翔吾さん
もその店には時々行く仲だそうです。
今夜はコロナ禍のためお店を閉めてきたとのこと
です。
古いマンションで手狭なので、ダイニングキッチン
のテーブルを挟んでの会話となりました。
翔吾さんは、その男性のことをママさんと
呼んでます。また、そのママさんは翔吾さんを
「ナカちゃん」と呼んでます。
翔吾さんは、隣に腰掛けてる私の腰に腕を
回して抱き寄せます。そして、
「ママさん、これが雅子だよ。俺の女だ。」
と紹介してます。
「ナカちゃん自慢の彼女ね?. . 確かに
可愛いわね。それに、フェロモンが出てて
色っぽいわね。」
と、ママさんは私をチラ見しながら言います。
翔吾さんが立ち上がり、私も立たせて、
改めて私を抱きしめ、熱くキスをしました。
そして、私に囁きます。
「愛してるよ。雅子。今夜はたっぷり愛し
合おうぜ。. . . このママさんの見てる前で。」
私は「エっ?」と驚き困惑します。
すると、ママさんが言います。
「ねぇ、可愛い子ちゃん、私、楽しみにして来た
のよ。よろしくね。」
つまり、このママさんの見てる前で?
私は従順な性格ですけど...怖い気もします。
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