おじさんのワゴン車に乗って、しばらく無言で走り始めた。
坂道を登り見晴らしの良い場所で止まった。
「降りて見てご覧よ。」って言われた。
さっきのトイレの周りには、警察車両が数台止まっていました。
「あれって何?」
「警察の取り締まりだよ。
私達も、もう少し遅かったら、危なかった。」って言われた。
少し離れた自販機で缶コーヒーを買ってもらった。
「車に戻ろう。」って言われた。
後部座席のドアが、開いた。
「すまないけれども、靴持って乗ってくださいね。」って、後部に乗り込んだ。
其処は、座席がフラットに倒されてベッドのある部屋みたいだった。
おじさんは、運転席でエンジンをかけてから乗り込んだ。
「ここならばゆっくりくつろげるからねぇ。」って、隣に座り太ももを触られた。
少しずつちんこに近づくけども、「びくっ。」って、怖さと戸惑いを感じた。
なんだか恥ずかしい。
うつむいていました。
既に初めての人の車に乗り込んで、今更ぶりっ子しても、仕方ない。
思いきって、「どうして僕に声をかけたんですか?」
「私の好みだったんだ。
君はまだあまり知らないでしょう?」
「はい。」
「受け身だろう?」
「でも痛い事や汚い事は、まだできない。嫌です。」
「はあーぁ、まだまだ経験浅いんだ?
其なら少しずつ教えてあげよう。」って、やさしく抱きしめられた。
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