トイレを出てカウンター席に戻った。
「お客様ラストオーダーの時間となりました。」
「えっ、まだ8時だぞ。」
「4月より早い閉店となりました。
申し訳ありません。」って、言われた。
仕方なく会計して、店を出た。
自宅マンションのドアを解除し、居住区に入った。
「えっ、おじさん同じマンションの人だったんですか?」って、声が後ろから聞こえた。
振り返ってビックリした。
さっき私を個室に誘った青年だった。
私は、危険を感じて、急いでエレベーターのボタンを押した。
青年が後ろから抱きつき開かないドア
「ボコッ」って激突して、跳ねかえる。
バランスを崩し後ろ向きに倒れる~ぅ。
「ガシッ」って、転倒を支えてくれた人が、いた。
その青年だった。
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