続きです。
「悟さんは、彼女の事をどう思っている?」って言われた。
「あっ、好きですよ。」って、普通に答えた。
「実は、あの子前々から知っているんですよ。
まぁ、娘って思う位にかわいいって、子供の頃から面倒見ているんです。」って言われた。
「えっ、詩穂ちゃんとママさんが、知り合いですか?」って凄く焦った。
詩穂ちゃんが、「悟さんは、女の人のお店とか行くででしょう?」って睨まれてしまった時に「普通のスナックだよ。」って言いました。
「ならばそのスナックに、連れて行ってください。」って、睨まれてママに紹介した時に「あらぁ、おば様お久しぶりです。」
って、懐かしそうに挨拶していました。
そんなやり取りがありました。
だからここのスナックだけは、詩穂ちゃんも、公認済みです。
「まぁ、詩穂ちゃんから詳しく聞きなさいね。
だから母親変わりとしては、詩穂に幸せになってもらいたいので、あなたをしっかりと導きます。
覚悟してね。」って睨まれた。
「まずは、この熟女クラブって、ティッシュを何故持っている。
しかもこんなたくさんって何故?」って、尋問が始まった。
「あっ、駅前でもらいました。
別に行きませんよ。
単なんちり紙です。
配っている人が、たくさんくれました。」って、答えた。
「だからといってこんなポケットを膨らむほどに貰うかしら?
悟さんは、マザコン?
女性には、一番嫌われるんですよ。」って言われた。
「いやぁ、おふくろも僕も、普通ですよ。」って答えた。
「私みたいな年上の女をどう思う?」って言われた。
この質問の答えは、難しい。
ママさんを傷つけられないんだけども、あまりおだてるのも、危ないなあ?
「ママさんは、色っぽいから凄くドキドキする。
僕は、マザコンではないけれども、その大きな胸に甘えたい気持ちは、正直あります。」って、言葉を選び答えた。
「あらぁ、悟は、お上手ねぇ?
後で、たっぷり甘えさせてあげますよ。
しっかりと鍛え上げてあげますよ。
詩穂には、内緒ねぇ。」ってなんとか切りぬけた。
「さぁ、問題点は、これ!」って名刺をテーブルに叩きつけられた。
「うぐっ、その件は?」って口が、こもごもとどうしょう。
続く。
※元投稿はこちら >>