「ヒロキくん、今日もお疲れ様!」
「ぁ、ありがとうございます」
撮影終わりに、極太さんに焼肉をご馳走してもらっている。極太さんは生ビール、俺はレモンサワーで乾杯した。
相変わらずゲイビで小遣い稼ぎをしているし、相手役はずっと極太さんだ。きもちいし、安心だし、何より優しいから変わらない。すっかり俺専属男優さんみたいな扱いだ。
美味しい焼肉をたらふく食べて、お酒もいっぱい飲んで店を出た。
賑わう繁華街を歩きながら、極太さんは俺の耳元で囁いた。
「ね、ヒロキくん…ホテル行かない?」
「え?」
「男同士でも入れるホテルが近くにあるんだ。どう?」
行こうよ、そう言って厭らしく笑う極太さんに俺は小さく頷いた。
*
「ふ、んんっ…ぁ、ん、ぅ」
濡れた舌を絡ませ合いながら貪るようにキスをした。
極太さんと撮影以外でするのは初めてで、少し緊張している。でも、俺は極太さんのキスにすでにメロメロだった。
舌を外に出し絡み合わせる。仰向けの俺に極太さんは覆いかぶさっているから、俺の口周りは唾液で濡れていた。
フェラをするように唇で舌を扱いた。
「ん、…っふ、ヒロキくんどうしたの?」
「あの、俺…」
「ん?」
ーー今、すごい変態みたいなこと考えてる。
そう頭の中ではわかってはいるものの、熱に浮かされた俺はついつい口にしてしまう。
「もっと…極太さんの、唾飲みたい…です」
「……本気で言ってる?」
「だめ、ですか?」
だめじゃないけど…と、半笑いのような顔をみると流石に引いた様子の極太さん。やっぱ無理なのか?でも飲みたい、そんなことばっか考えてる俺はかなりヤバイ。
「んー、ヒロキくんは俺のこと好き?」
「すき、です…ちんぽ好きです」
「ちんぽだけ?俺は?」
「極太さんもすき、です…はやく唾のみたい」
熱に浮かされたようにスキスキと言う俺に、極太さんはにやにや笑みを浮かべた。最近の極太さんは爽やかな笑顔じゃなくて、こういう顔をよくするようになった。
指で口を開けさせられる。
「じゃあ俺のこと好きなヒロキくんに唾液飲ませてあげる。特別だよ?」
「…はひ」
舌も突き出して、唾液が垂れてくるのを待った。少しして、銀の糸を垂らされた。少量のそれをゆっくり飲み込んでいく。極太さんの瞳には恍惚とした表情の俺が映っていた。
暫く唾液を飲んだ後、再び噛み付くように口づけられた。さっきより激しく口内を荒らされて、唾液が溢れ出た。
「んぅ、ふ…っ、ちゅ、んっ」
「は、…俺の唾液美味しい?」
「ん、ぁ…おいし、れす」
「そりゃよかった」
はふはふ息を乱しながら余韻に浸る。もう俺のちんぽはびしょびしょで、既に下着を濡らしていた。極太さんはそれを見て笑い、俺のちんぽに腰を擦り付けてきた。硬いのがゴリゴリしてきて、思わず腰が緩く動いた。
「ちんぽかたい…」
「ははっ、エロい顔してるね~」
「ん、っ…フェラしたい、ちんぽ舐めたい」
俺は酔ってるのか馬鹿みたいなことばっか言ってしまうし、考えちゃう。でもしかたない、フェラは気持ちいいから。
「舐めたいの?いいよ」
「極太さんのちんぽいっぱい舐めたい、です」
「ん、いっぱい舐めていいよ?」
お互い下着を脱いだ。極太さんは仰向けになり、俺を手招きした。嬉々として俺はちんぽにしゃぶりついた。
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