彼との待ち合わせについた
少し遅れて彼が来た
ついてきて と促されたまま ついていく
案内された建物に入る
彼は暖かい紅茶をいれてくれた
まじまじと彼を見るとけっこう背が大きかった
ソファに向き合うように座ってお互いの話をしていた
他愛ない話でも楽しかった
1時間位たつと彼がお金の話をしてきた
「もし借金返せる位の金が手に入ったらどうする?」
目の前のテーブルに封筒が投げられた
…………?
手に持つと開けるように促された
み見たことない数の一万円
「それだけあれば足りるよね?」
借金の額は話したがこんなことを期待した訳じゃない
ただ聞いてくれれば良かったんだ
「その金で君を買わせてもらうよ 」
悪い気がして仕方ないから断った
すると彼は
「そぉ? さすがにプライドはあるんだね」
と、ゆっくり頭に手を乗せてきた
「さすがは〇〇さん(父の名前)のお子さんだ」
驚くまもなく続けた
父とは仕事の取引先らしい
しかもお得意様
「〇〇さんは可哀想だよ 借金がこんなにあって 子供にこんなに悪口を言われて 会社での立場もあぶなくならなければ良いけどねぇ 家族思いの君はここで見捨てちゃうのかなぁ?」
普通に脅迫だと思った
でも彼の金で家族が普通に暮らせる
喧嘩してた両親も元に戻るんだ!!
家族を救えれば それでいい…
そう思うと 封筒をバックに入れた
彼はあの時の笑みを浮かべた
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