(続き)
お寿司をテーブルに置いて、Tサンがお風呂から上がるのを待ちました。
元々、他人様の自宅ですし
そして、何よりもこんな格好の状態で、どんな顔をして面を向かえば良いのでしょうか?
ソワソワして落ち着きません。
(このまま帰ってしまえば…でも、服が)
自分の服の事も聞かなくてはいけません。
そして浴室から出て来たTサンは
首にタオルをかけ、上半身は裸で、下半身は黒いパンツ一枚の姿で
こちらも意識してしまい直視できなくて
緊張しながら「お寿司、届きました」と告げたのですが
『じゃあ食べちゃおうかな』と言ったかと思うと
いきなり腕を掴まれ引っ張られ
抱き寄せられてしまったのです。
Tサンの行動にも驚きましたが
つい自分の口から出た声にも、もっと驚きました。
「えっ!? ヤッ、」
つくり声を意識したわけでも無いのに、まるで女の子みたいな声を出してしまって
『お前、オンナだろ?』
「違います!そんな訳‥」
「あっ、イヤァ!」
今度は、お尻を…パーティー越しに撫でられてしまい、また変な声が…
『仕事中から怪しいと思ってたんだよ』
(…?)
『ケツが女なんだよ!女のケツしてんだよ!』
(そんなの意識した事なんかない…でも以前からの願望が無意識に身体に出てたのかも!?)
そう考えると一層恥ずかしくなってしまって
抱き寄せられて密着状態なのに、ますますTサンの顔は見られません。
『あと“目”な!』
(‥?)
『男のクセに目が潤み過ぎなんだよ…お前Mっ気があるだろ?』
「そんなコト‥」
キスされました…お尻を揉まれながら!
「ン…ンン」
圧倒的な力で強く抱かれ
遠からずも思い当たる節を強引に指摘された上に
唇まで塞がれてしまったのです。
恥ずかしい恐怖感の中に安心を求めたくて
それを受け身のままで、Tサンの中に探ろうとしました。
お尻を揉む手が、パーティーでいうクロッチの部分を撫で始め
『今日は、帰らなくても大丈夫なんだもんな!』
車での会話で、学生である事=日曜は休みと話していました。
「でも‥」
『寿司より美味いモン食わせてやるよ!』
『もっと女にしてやるよ!』
「イヤ‥」
その“イヤ”は、既に女性としてのイヤでした。
そのまま寝室に連れ込まれて
少し乱暴気味にベッドに突き飛ばされました。
それにさえ、多少の恐怖感とは裏腹に
力強さと期待感を感じてしまいました。
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