「深呼吸して」
そういわれて深く息を吸い、大きく息を吐いた。
吐いたときを見計らってお姐さんが少し腰を沈める。
緊張でつい括約筋をギュッと締めてしまう。
「力を抜いて、リラックスして」といわれるけれどお姐さんが入れようとすると
反射的にアナルをグッと閉めてしまう。
「それじゃ、またうつ伏せになって」といわれ再び指でアナルを拡張される。
「深呼吸してて」といわれ大きく息をすったり吐いたりしていた。
そのうち指の感触と違うものがアナルに感じた。
「深呼吸続けて」といわれ深呼吸を続ける。
その指と違う感触のものが深呼吸にあわせて少しずつ入ってくるのが分かった。
指と違って熱い、そして硬い。
小鳥が餌をついばむようにその熱くて硬いものはアナルを行きつ戻りつしながら
確実にお尻の中に徐々に入ってくる。
痛みはないが痛くなるのが怖くてひたすら深呼吸を続ける。
なんだか自分が女になったような気がしてきた。
「全部入ったわよ」
お姐さんはオレの手を取って結合部分を触らせた。
オレのお尻に密着するようにお姐さんの腰がある。
お姐さんの陰毛がオレの尻をくすぐる。
「どう、痛くない?」
今日何十回も聞かれたセリフをまた聞かれる。
熱い棒が入っている感触はあるけれど痛みはない。
自分の体内に異物が入るってこんな感触なんだ。
痛くなりそうな恐怖でお姐さんに絶対服従というか征服された感に襲われる。
しばらく慣れさせるためかお姐さんはジッとしている。
「動かすけど痛かったらいってね」というとお姐さんがゆっくりと動き出した。
引くときはそうでもないが、押すときに凄い圧迫感を感じる。
気持ちいいのか痛いのかもよくわからない。
とにかく早く終わって欲しい。
ゆっくりゆっくり、一定のリズムでピストン運動が続いていく。
「だいぶなじんだわね」というと一度抜かれ仰向けにさせられて再び入れられた。
驚くことに今度はすんなりと入った。
またピストン運動が始まった。
そのうち前立腺が刺激されたのかだんだん感じるようになってきた。
突かれるたびに「アッアッ」と短い声が出る。
「ほら、ここが感じるでしょ。もっと声を出していいのよ。出しなさい」
お姐さんは耳元でそう囁きながらオレのポイントをみつけたのか気持ちいいところを集中的に突いてきた。
ピストン運動のスピードが上がる。
突かれるたびにオレの声が大きくなっていく。
「ほら、もっと感じて。女の子のように感じて」
悪魔のささやきのようなその言葉にオレの喘ぎ声は叫び声になっていた。
熱い鉄の棒で身体の中をかき回されているような感じだ。
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