私は、元々はノンケですが、女装趣味と被虐願望の
コンボで同性愛の世界に足を踏み入れました。
生まれつきのゲイじゃないから、
男の人の事が好きな訳ではないのに
男の人に性欲の対象として扱われると
意思に反して興奮してしまう
マゾの女装子にはよくあるパターンですが、
私もそういう理由で、ズルズルと男の人との
関係を続けてきました。
女性に対して性的な興奮をしなくなり、男性としか
SEX出来なくなって20数年、未だに男の人を愛したと
感じたことはありません。
SEXは男性相手でないと出来ないのに、愛情は持てず
SEXを出来ない女性に対しては恋心を抱いてしまう
こういったイビツな現象も、まぁよく聞く話です。
そんな中で「ゲイじゃないからキスが苦手」
というような話をする女装子は沢山います。
実際に私もそうで、どんなに興奮していても、
キスを求められると萎えてしまうので、敢えて
バックでお願いしたり、フェラも、それをする事で
お尻を犯して貰えるから・・・と仕方なくやっていた
時代もありました。
それが、数年前から気持ちに変化が出てきました。
ある日、発展サウナで男の人にキスされた時に
「あれ?あまり嫌な感じがしないナ・・・」
と思う事があったことで、
それまでは「キス?ダメダメダメ!」
「どうしても!って言うのならしないことも無いけど」
と思っていたのを、一旦フラットにしてみたところ
「あれ、キスって意外と気持ちイイ」
と感じてしまったのでした。
食わず嫌いを続けていた食べ物の本当の味を知った
ような感じでした。
それからは、男の人に誘われたとき、こちらから
首に手を回し、キスをおねだりするようにしてみた
ところ、相手の舌が口に入ってくるのが、すごく
快感に思えました。
特に、正常位で挿入されながらのキスは何物にも
代えがたいぐらいの気持ちよさでした。
同じように、フェラも、言われてから咥えるんじゃなく
「舐めさせて!」と口に出してお願いするようにしたら
・・・自己暗示的なものもあるのかも知れませんが・・・
おチンポが凄く美味しく思えるようになりました。
口を開いてガッポガッポとピストン運動するのでは無く
手を添えてゆっくり味わうように舐め上げるように
したら、本当に美味しく感じることが出来ました。
あれだけ苦手意識の強かった、キスとフェラですが
ここにきて「大好き!」と言えるほどの行為になり
ました。
「ゲイじゃないから、キスが苦手」が正しいのであれば
「キスが好きなら、それはゲイ」という理屈になります
根っこの部分ではいつまでもノンケであると
思っていたのですが、いつのまにか私はゲイに
なっていたのでしょうか?
もしそうだとして、今は男の人に対して恋心を
持つことが無いのですが、この先そういう恋心を
抱くようになっていくのでしょうか?