お尻への刺激に夢中で気付かなかったのですが、いつの間にか背後が静かになっていました。恐る恐る振り向くと隙間から覗く男性の姿がありません。ホッとしたようなガッカリしたような複雑な気持ちで立ち上がった時、ドアがノックされました。
息が止まる思いで固まっていると、ドアの隙間から
「開けて」
と男性の声が…
頭が混乱して動けず口も訊けずにいると
「中に入れて」
と言われました。
きっと、さっさと服を着て決してドアの鍵を開けないことが正解だったんだと今は思います。でもわたしは全裸のままで鍵を開けてしまいました。
わずかに開けたドアに身体を滑り込ませるように個室内に入って来たのは、わたしより背が高い太った大人の男のひとでした。こちらに向いているのに照明の影で顔がはっきり見えなかったことを覚えています。その大きなひとは肩に掛けていたカバンを床に置くと両手でわたしの二の腕を掴みました。強い力で掴まれ身動き出来ないまま個室の角に押し付けられると、強引にキスされてしまいました。
キスは唇同士をくっつけ合うものと思い込んでいたのとは全く違うものでした。舌や口の中を舐め回され、舌を吸われ、唾液を飲まされ、わたしはただされるままでした。それからは耳の中を舐められたり、首筋を舐め上げられたりして、そのたびに身体中がゾクゾクして気持ち良く思うようになったんです。
「家においで」
既にわたしは男性の言うことに従順になっていました。服を身に付けそっと個室を出ると男性に手を引かれ駅ビルから出ました。街中を男性同士で手を握り合って歩くなんて変な目で見られる行為なのに、その時のわたしはそんなことも考えられないほど頭の中が真っ白でした。
静かな住宅街の中に男性の家はありました。一軒家ですが庭は雑草だらけで、郵便入れは封筒類がいっぱい挟まって地面を落ちているものもいっぱいありました。雨戸も全部閉まっていてまるで空き家のようでした。
玄関に入ると男性は鍵だけでなくチェーンロックもかけていたことを強く覚えています。それがこれから彼がわたしにしようとしていることを予想させ、お尻がキュッとなりました。
「汚れちゃったからお風呂に入ろうね」
お風呂を出たわたしを男性は丁寧にタオルで全身拭いてくれました。そして手を引かれ寝室へ連れていかれました。雨戸が閉まっている為薄暗いですがとても広い寝室でした。そこにはまたとても広いベッドがひとつ置かれていました。なんとなく生臭い匂いがしましたが、言うと怒られる気がして黙っていました。
男性はわたしの背を軽く押し、わたしはベッドに前から飛び込むように乗せられました。男性はうつ伏せになったわたしを背後からじっと見ています。じっとしていると男性がベッドに乗ってくるのがわかりました。両手でわたしの両足を掴み外側へ開くと顔をわたしのお尻にくっつけてきました。そして舌で谷間を激しく舐め始めました。
「グジュグジュ、ズッ、グジュ~」
「いや、やめ、きたない、からぁ」
「グジュ、汚くなんてないし美味しいよ」
「やだあぁ、あぁ、や、やめてぇ」
「あっ、だめぇぇぇぇ、あっ、あぁぁぁ…」
男性の舌先がお尻の中に侵入してきました。入口を広げながら突いたり引いたりを繰り返して、そのたびにわたしは嬌声をあげさせられます。シーツを掴み枕カバーを噛んで声を我慢しても下半身は刺激に耐えられずビクンビクンと腰が上下してしまいます。
「感じてくれて嬉しいよ」
口を離し、わたしを仰向けにして男性は言います。手の平でわたしの股間の先を撫でながら、
「気持ち良かったんだね。こんなに漏らして。」
正直本当に気持ち良かったです。お尻まで舐められて既に羞恥心を感じる必要も感じず、その時は完全に心が男性に征服されていました。
「はい、凄く気持ちいいです」
「これからもっと気持ち良くなるよ」
「お願い、もっとして」
男性はわたしに覆いかぶさって唇を合わせてきました。わたしはお口を開け受け入れます。入ってくる男性の舌にわたしの舌を絡ませ、滴る涎を悦びと感じ飲み込むわたし。股間はわたしの性器と男性の性器が擦れ、それが更に快感を増していきます。
長い時間そういう行為を続けた後、男性がわたしからからだを離しました。まだ続けて欲しいわたしは物足りなさを訴える目で彼を見ましたが、彼はこう言いました。
「そろそろいいかな」
何?これから何をされるの?一瞬考えたわたしですが、すぐに理解しました。
胡座をかいた彼の股間からは、鋭角にそそり立つものが生えていました。それは赤黒く、太く、長く、茎の表面には血管が浮き出てビクピクと小刻みに震えている、これからわたしを犯すための肉棒でした。
素早く枕をわたしの腰の下に差し込み、わたしのお尻の穴を男性の肉棒の高さに合わせると、先端を潤い充分の穴に宛てがいました。
わたしはもう覚悟していて両手でシーツを掴み目を閉じてその瞬間を待っていました。
お尻にヌルッとしたものが塗られたのを感じ男性がローションを使ったのだと理解しました。まだ中学生のわたしのお尻は成人男性のおちんちんを受け入れるには未熟で、男性なりの気遣いだったのでしょう。指でしばらくほぐされ、再び肉棒の先が穴に触れました。それから執拗に穴の周りをなぞり、わたしの興奮を煽ります。これ以上焦らされたら変になってしまうと思い、とうとう口に出してしまいました。「お願いします。早くしてください」「ん?何を?」「お願い、早く」「どうして欲しいの?」「挿れて」「何を?」「お、ちんちんを」「どこに?」「わたしの、わたしの、お尻にください」ズブッ、グププッ、ズップゥゥッ「あっ、痛っ、あっ、あっ、やっ、痛いぃ」亀頭がヌルッと一気に挿入され、わたしはあまりの痛みに悲鳴に近い声を出してしまいました。男性はそのまま動かずにいます。「初めてには太かったかな。馴染むまで少し我慢しな」涙ぐみながら頷き、少しでも痛みを和らげるためにお尻の穴を緩めるようにしていると、「中がヌメヌメ動いてる。感じてるのか?」「ち、違いま、痛くないように緩めてるの」「こっちは気持ちいいがな、そろそろ動くぞ」「待って、まだ、待っ、あぁぁぁ」男性はわずかに腰を引き、そして一気に突いてきました。肉棒はわたしの腸内が未体験の部分を引き裂くように奥深くまで侵入してきます。「んんっ、あっ、あっ、ああああぁぁぁっっ」「全部入った、いい具合だぞ」「凄く太い、苦しいの…お願い、動かないで」「広がるまで待つか、そうだまだ聞いてなかった」「?」「名前、聞いてなかった」「…ア、…アキ、アキ…です」「アキか、いいかアキ、しっかり覚えろ。お前の処女を奪ったお前の初めての男は俺だ。お前のおマンコが最初に咥え込んだのは俺のチンポだ」「はい…わたしの初めての、ひと、ですぅ」「よし、そろそろ動くぞ」「あ、まだ、待って、やんっ、あっ」ゆっくりと出し入れが再開されました。中が広がって受け入れやすくなったのか、最初の痛みはほとんど無くなりました。ただ圧迫感はもの凄く、突かれるたびにわたしは喘ぎ声が漏れていました。「あっ、あっ、嫌っ、あああっ、凄い…いい…いいのぉ…」キスをしたり耳を舐められたりしながら男性の肉棒の打ち込みを受け入れているうち、少しづつ変な感覚が襲ってきました。舌を絡めると気持ちいい、耳を舐められるとゾクゾクする、お尻を突かれる前にめいっぱい引かれるとお尻全体がゾワッと電気が流れるような感じ、そして声を出すたび全身の快感が増していくんです。「…気持ちいい…」わたしの漏らした声に彼が反応します。それまでのゆっくりしたグラインドから、激しく打ち付けるピストンが始まりました。ブリュッ!ズチュッ!ズブリュッ!!!!パンッ!パンッ!ズンッ!ズブッ!ブリュッ!パンッ!パンッ!「あっあっあっあっあっあっあっ」ベッドが波打ち華奢なわたしのからだが壊れてしまうほどの乱暴なセックス。わたしは両腕を彼の背中に、両足を彼の腰に回して少しでも結合を深くするようにしていました。必死に動く彼の顔から大粒の汗がわたしにふりかかります。それが嬉しくて彼に愛しさを感じてしまいます。彼の唇がわたしから離れると寂しさすら覚えました。「好き、好き、もっと、もっとして」「気持ちいい、あっ、そこ凄くいい」「お願い、キス、キスして、お願い」淫らに求めるほどわたしは彼に犯されることに溺れていました。「あああ、アキの中凄く気持ちいい、俺のをギュウギュウ締めてくるっ」「わたしっ、もっ、おしりのなかっ、いっぱいで、あっ、あっ、きもちぃぃぃ、あぁんっ」
...省略されました。