俺は32才。3年程前に女装(男性とも)と初めてエッチしてからハマってしまっている。
相手は大学時代の同級生。俺は当時ストレートだったが、その友達はゲイだった。細身で髪も長め、女に興味なさ気で中性的な雰囲気からうっすら気付いていたが気にしないでいたが、卒業間近にカミングアウトしてくれた。
そいつとは社会人になってからも地下鉄で二駅の所に住んでたので時間が合えば飲みに行っていた。コロナも有りなかなか会えなかったが、3年程前に久しぶりに飲みに行けることになった。前日にLINEで「変わったかもしれないから驚くかも(笑)」と来てたが意味がわからずにいた。そしていつもは適当に店に入るのに予約までしていた。
先に着いてたらしく、指定されたお店に行くと狭い個室に通され、メイクバッチリに女装した友達がいた。
「久しぶり〜驚いたでしょ?」と笑う友達。「ほんとに◯◯(本名)?」と聞くと「そうだけど、この格好の時はサキってことにしてるの〜」と笑う。戸惑いながらも飲み会スタートしたが、数分もすれば普通に話せたのが不思議だった。互いの近況等を話しながら数時間飲んでそろそろ出るかとなった時「今日は家来る?」と聞かれた。昔は部屋で飲み直して泊まって帰っていた。しかし女装姿の友達の部屋に行くのに抵抗感があった。
「やっぱ前みたくは無理だよね」と寂しそうに笑う表情を見て「いや良いなら行くよ」とお邪魔した。
久しぶりの友達の部屋は前と若干雰囲気が変わっていた。以前と同じように並んで飲んでいたが変な緊張があった。恋愛話になり、お互い最近は相手がいないって話から「結構昔からかずやはタイプの方なんだよね〜」と言われ何故かドキッとしつつも「からかうなよ」と言うのがやっとだった。
2時を回った頃、そろそろ寝るかとなった。寝る前にシャワーを借りようとしたら「一緒に浴びる?」と聞いてきたので、それは断ったが酔っていたせいかその辺りから俺は友達というよりサキに興奮していた。先に俺がシャワーを浴びソファーで寝ようとゴロゴロしていたらサキがあがって来て「ソファー狭いからベッドで寝ようよ」と言ってきた。
最初は勿論断ったが「昔は皆で雑魚寝してたじゃん。なんか意識してる?」と笑われ一緒に寝ることに。寝る前は何も無く眠りについたが、朝起きてからが問題だった。サキがトイレに起きたタイミングで俺も目が覚めた。