東京への出張はいつも日帰りなのですが、1日休みを取って初めて浅草24に泊まりました。
ネットで得た情報を元に中を散策してからスナックに行った時のことです。
カウンターで飲みながら周りに耳をすませていると、女性同士のような会話が聞こえてきました。
その会話の主はどう見ても普通のおっさん二人で、スナックのマスター交えて話していました。
話し方がマツコのようにおかま同士の会話で、耳を傾けていたのですが、思い切って近づいて行きました。
「楽しそうに話されているので、私も加えて頂けないかしら?」
一瞬私を怪訝そう見ていましたが直ぐ席を空けてもらえました。
「初めて見る顔だけど、何度か来ているの? どこから来たの? 歳はいくつ?」
どこそこから出張で来て、何歳で、ここに来るのは初めてだと伝えると、
「貴女のように若いおかまちゃんなら、新宿に行った方がもてるわよ」
いままで聞いていたように、新宿は若い世代で、浅草は熟年世代が来るようでした。
「私が好きなのは熟年の男の人なの。最低でも40以上で、50から60台がいいわ」
皆に交じって女言葉で話していたので、女装するのかとか、ネコなのかとか、経験数は等々と聞かれたことを正直に話していました。
学生の頃、姉の下着に興味を持って、就職して一人暮らしを始めてから下着女装するようになったこと。
掲示板で知り合って付き合っている50台のおじ様がいること。
その人にアナルを教えられて、その人の前では女装して女のように可愛がられていること。
おかまのマスターがやっているスナックに連れて行かれ、そこで女言葉で話すことの楽しさを覚えたこと等々。
その後初めてのレズプレイを経験し、忘れられない一夜を過ごしました。