男の娘・女装体験談

これは私が目覚めたころの話です。
もともと女の子より男の子のほうにドキドキしていた私ですが、高校を卒業して一人暮らしを始めたころから、部屋の中では女の子の格好をするようになっていきました。
服を着ているだけで満足するつもりでしたが、こんな私を女の子として扱ってくれる男性と出会いたい、そして・・・、という気持ちを抑えることができなくなり、出会い系のサイトで知り合った人のお相手を手や口でするようにもなっていきました。
その頃に知り合ったのがAさんでした。Aさんは４０代半ばくらいの人で、初めて会ったときに口でお相手しました。
気に入ってくれたのでしょうか、翌週にも会ってまた口でお相手したのですが、帰る間際に「ぜひこれを試してみてほしい」と包みを渡されました。
部屋に帰ってから包みを開けてみると、入っていたのはローション、洗浄用の道具、そして・・・エネマグラ。
知ってはいたのですが、見るのは初めて。急にドキドキしだして落ち着かない気分になりました。
一緒に入っていたメモには「使ってみて変化があったら教えてほしい」と連絡先も書いてありました。

不安な気持ちもあったのですが、好奇心が上回りました。
メモと一緒に入っていた説明を参考にして、お風呂に入るついでにお尻の中も洗い、部屋着の上だけ着てローションを使いながらお尻をほぐし・・・。
横になりゆっくりとエネマグラを挿入しました。指以外のものを入れるのは初めてで、ちょっとずつゆっくりと入れました。
昂った気持ちとは裏腹に、少し気持ちよくは感じるときもありましたが、初めてのエネマグラは期待外れに終わってしまいました。
ネットで見てもそういう人は結構多く、慣れるとよくなるという意見も多かったのでしばらく続けてみることにしました。
そして数回目のトライの時、変化が訪れました。エネマグラを挿入した状態で横にながらスマホでいろいろ見ていると、今までとは違うこみあげてくるような感覚がありました。
え？っと驚きもう一度お尻に力が入った瞬間、それは押し寄せてくる快楽の奔流となって私の意識を押し流していきました。
もう頭の中は真っ白。飛びそうになる意識の中で、必死に枕に顔をうずめて叫び声にも似た喘ぎを抑え込もうとしていました。
快楽の奔流が過ぎ去り、呆然とした頭で何とか考えようとしました。
今のは何だったんだろう、と。
荒い息と下半身に残る余韻。真っ白になった頭に意識が戻ってきて、ようやく気付きました。
私はイったんだと。
そう思った瞬間、その思いに反応するかのようにお尻が収縮し、２度目の波が再び私を押し流していきました。
２度目の波が去ったあと、ようやくお尻に入っているエネマグラのことを思い出し、ゆっくりと抜きとりました。
気づくと私の下半身と、下に敷いていたバスタオルがぐっしょりと濡れています。
ああ、射精したんだ、シャワー浴びなきゃ、と思いながら見てみると、それは白濁してはいません。
混乱しました。あんなイきかたしたのに射精してない？
それが何を意味するかわかってくると、下半身が疼くのを感じました。
その疼きを鎮めるかのようにシャワーを浴び、落ち着いたところでAさんに連絡し、変化があったことを伝えました。
Aさんはすごく喜んだ調子でいろいろと聞いてきて、そうかそうかと納得すると最後にこう付け加えました。

「今週末会おうね」

長くなったので続きは次の機会にします。