ここに書いて良いのかな?絡みやエッチな描写は全くありませんので、エロい話題を期待される方はスルーして下さい。
私は子供の頃から「男らしい」とか「男なんだから」って言われる事に非常に抵抗があり、そう言われる度に
「別に男らしくなくたって構わないでしょ!」って心の中で思っていました。
かと言って思春期での恋愛の対象は女性ですし、自分の性に違和感も無く、普通に男だと思っていただけでした。
ところが高校生の頃から男性の洋服を着るのが嫌になり、それと反比例するように女性の服に興味を持つようになりました。
男性用と比べて非常に多くの種類が有り、しかもお洒落でキレイ、そして華やか!憧れでしかありません。
幸いにも私には姉がおり、散々悩んだ末に当時社会人の姉に女性の服が着てみたいと思い切って相談してみたんです。
姉はとても驚いていましたが、それまでの私の言動を振り返って半ば納得したようで、洋服箪笥からもう着なくなった
ブラウスやスカート、ワンピースなどを出してくれて「着てみてもいいよ」と私に勧めてくれました。
「身長が違うから丈は合わないけど、圭太は細身だからウエストとかは大丈夫だと思うよ。とにかく着てみて」と手伝って
着せてくれました。
初めて着るブラウスはボタンが男性用とは逆で、はめるのにとても手間取りましたが、手伝って貰いながら何とかブラウスとスカートを
身に着けることが出来ました。
姉の部屋の姿見に写される自分は、女性の身体とはほど遠い男性が女性の服を着ているだけでしたが、たったそれだけでも
とても満足出来る物でした。
姉は「メイクはいいの?」と聞いてきましたが、服に興味があるだけだったのでそれを断りました。
でも面白がって「その服あげるからメイクさせて」と言うので渋々OKして姉のメイクを受け入れ、鏡台の前に座らされてメイクの始まりです。
もちろんメイクも初めてでしたが、女性ってこんな面倒なことを毎日しているのか、本当に大変なんだなと思いました。
顔を剃られ、下地?から化粧水やら何か色々と塗りたくられて、ファンデーションやチーク、アイシャドウに口紅など、オモチャのようにされて
小一時間、出来上がった私はお世辞にも可愛いとか美人ではありませんでしたが、鏡に写る変身した自分に驚きました。
それを見た姉は益々面白がって、ブラジャーを着け、ストッキングを穿くよう言われ、仕方なく言われた通りにしました。
ブラジャーは幸いアンダーは何とかクリアしたのですが、カップがスカスカなので胸に詰め物をして膨らみを作り、ストッキングはかなり苦戦しながら
何とか穿きました。ただ身長が違うので股間が浮いてしまい何だか気持ち悪かったです。
こうして私の女装の扉が開かれたのですが、その後はメイクなどせず、姉から不要な服を貰い、部屋の中でのみ服だけ女性用を着る日々が
始まったのです。