帰宅してスマホを確認すると『また相手してやるから』とメールが入っていたけれど、そのまま放置していると、次の日もその次の日も『トコロテン奈央』『性処理奴隷にしてやるよ』と言ったメールが送られてきた。サブアドの通知をオフにして放置を続けていると、今度は本アドに『返事しろ』とメールが送られてきた。本アドを教えた覚えはなかったけれど、ホテルでシャワーを浴びてる時に抜かれていたんだとすぐにわかった。『いい加減にして』『そんなのいいから今日ヤラせて』『オナニーでもしてろ』『男漁りする手間省けていいでしょ?』反論するのも馬鹿らしく思えてきて、不本意ではあるけれど、本アドを変更して放置することにした。すると次の日、仕事中に知らない番号から電話がかかってきた。まさかとは思ったけれど、知らない番号からかかってくる仕事の電話もよくあるので、出ないわけにもいかず電話に出た。「なに勝手にアドレス変えてんの?」普通に考えて、本アドを勝手に抜くような男が電話番号をスルーするはずがない。目眩がするくらい怒りが込み上げてきた。「本当にウザい」「いいから今日ヤラせろよ」「もう会うことは無いから」「(会社名)まで迎え行こうか?」「名刺まで見たの?」「仕事終わったら連絡しろよ」本物のクズだと思った。何処で仕事の話になるかわからないので、財布にも名刺を入れいるのだけれど、彼はそれまで手をつけていた。仕方なく仕事終わりに電話をした。彼の要求通り、指定されたダムの駐車場まで女装して出向くことにした。場所が場所なだけに嫌な予感はしていたけれど、案の定、彼は助手席に乗り込んできた。早々に服を脱がされフェラを要求したかと思うと、ご丁寧に持参したローションを手渡しながら、跨いで腰を振れと言ってきた。「もっとはしたなく喘げよ」「そんな気分じゃない」冷めた態度に腹を立てたのか、彼はかなり乱暴に突き上げてきた。痛みにたえているだけなのに、何を勘違いのか「我慢してないで喘げ」などと言い、お尻を叩いてきながら腰を振り付け、最後は口に出された精子を飲まされた。「奈央もイキたい?」「イかなくていい」「勝手にアドレス変えた罰としてオナニー見せろよ」「ヤラせたんだからもうよくない?早く帰れば」「言うこと聞いたがいいと思うけどな、ナオヤ君」「オナニー見せたら今日で終わりにしてくれる?」「10…9…8…」0になった時に何をする気でいるのかはわからなかったけれど、人の話は聞かず、カウントダウンを始める彼に、何を言っても無駄なことだけはわかった。何が悲しくて人前でオナニーなんてしないといけないんだろう。生意気に煙草を吸ってる年下のガキにバカにされながらオナニーするなんて、虚しくてたまらなかった。射精を見た彼は、一息つく間も与えず、再び跨がって腰を振るよう要求してきた。どうして1回で満足してくれないんだろうか、本当にオナホールとしてしか見られていない気がして、泣きそうになりながら、最後まで腰を振り続けた。「今日で終わりにして」「そう簡単に手放すわけないだろ」
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パイパンにしたその週の末も電話がかかってきた。どれだけ性欲が強いのか知らないが、1週間の内に何度も呼び出されたんじゃたまらない。「家にあげてやるから今すぐ来い」前回、前々回が、車の中だっただけに多少ましに思えた。彼が上からなのと、ただ性処理の道具として粗雑に扱われることへの怒りや憂鬱さは変わらずだが、さっさと処理して帰ろうと思いながら、彼に教えられたマンションに向かった。着いたことを連絡すると「勝手にあがってこい」とのことだったが、部屋の前まで行って一応インターフォンを鳴らした。その正体はわからなかったが、ここに来て嫌な予感がしていた。「あがってこいって言ったろ」「臭っ…酔ってる?」玄関のドアをあけた彼は、かなり酒臭く、多少酔ってるようだった。酔った彼は面倒臭さそうだと、更に憂鬱になったけれど、腕を掴まれ部屋へ引っ張り困れた。「本当に来た」状況が飲み込めず立ち尽くしてしまった。彼の部屋には、彼以外に3人の男が居た。全員、彼と同じ年くらいで、それぞれ思い思いのことを口にしながら、こっちを見て笑ってた。説明を求めようにも、彼は1人腹を抱えて笑っている始末だ。「なにこれ?」「奈央の話したら呼んでって言うからさ」「帰る」「そっか、じゃ月曜だな…夜まで我慢できないから迎え行く」どこまで腐ってるのだろうか、その場に残ったらどうなるかは容易に想像できたけれど、帰ったら何をやられるかわからない不安に、彼らと距離をとった場所に座った。「帰らないの?帰っていいよ」「なんでこんなヤツと会ったんだろ…」「なんか言った?」「用があるならさっさと済ませて」「自ら肉便器宣言」それなりに愛情みたいなものを感じれるのであれば、セックスは好きだ。複数も嫌いではないし、過去に3Pまでは経験もある。ただ、性奴隷のような扱いを受け性処理させられることが嫌なだけだ。そして輪姦なんて虫酸が走る。面倒臭くなって、さっさとことを済ませて帰ろうと、完全に開きなおっていた。「話が早いね」「性処理は当たり前だけどそれだけじゃ帰さないよ」「なんか一発芸やれ」1人くらいまともなヤツが居てもよさそうなものだが、類はなんとやらってやつか、全員クズの集まりだと気付いた。「パイパン見せて」「ストリップさせようぜ」自分の学生時代の飲み会も、こんなバカっぽく見えていたのだろうか、酔ったガキ共のストリップコールが狭いワンルームの部屋に響いていた。「早く脱げって」もの凄い屈辱を味わいながら、1枚ずつ服を脱いだ。「性格のわりに可愛い下着なんだ」と笑われ「年下の俺らよりチンポ小さい」と笑われ「パイパンの変態だ」と笑われ、散々なバカにされようだ。なにが面白いのか、脱いだパンツを奪うと、それを嗅いだり、頭に被せあってはバカにみたいに笑い転げていた。衣装ケースを漁ってた彼は、しわくちゃになった黒いパンストを取り出してきて穿くように要求してきた。パンスト1枚なんて全裸より恥ずかしい格好にさせると追い討ちをかけるように「江○2:50じゃん」と全員が腹を抱えて
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