私が女装するようになったのは広告で見たエリザベスの存在です。
思えばずっと以前から女装には興味があったんだと思います。
それがその広告で呼び起されたのでしょう。それからしばらくして、自分のその気持ちが抑えられずおずおずとお店を訪れてみました。
そうすると何ということでしょう。そこにはセクシーな下着からミニスカ、ボディコン、レオタードなどなど、目も眩むような商品がこれでもかと飾られていました。
私はその光景に圧倒されてしまい、結局その日に下着、ミニスカ、ブラウス、ウィッグなど一通りを購入してしまったのです。
さて次の日、当時は同居人がいましが、彼女が出かけるのを待って、一人の部屋でそれらを身に着けました。
ブラの中はパットがないので代用として水を入れてタポタポにしたゴム製品です。
実はこれがとても感触が本物に近くて気持ちがいいんです。
さらにブラウスを着てミニスカを履き、ウイッグをつけました。
化粧はしていません。そこまでの余裕がなかったのです。
でも同居人の持っていたアラレちゃんメガネをかけると多少ごまかせるのでそれでよしとしました。
そしてそのまま近所まで出かけてみました。
今考えると昼日中、化粧もせずに他人に見られるかもしれない中、よく家を出ることができたなとは思いますが、
当時は無頓着だったんですね。そして近所のカーブミラーの前に立った時です。
そこに映っていたのはアラレちゃんメガネをかけたやたら胸の大きいミニスカの女の子でした。
その自分の姿を見た瞬間です。
脳がしびれるような感覚と同時に強烈な快感が下半身を襲い、一瞬のうちにイッてしまったんです。
履いているパンティの中にはミルクがたっぷりと出てしまっていました。
自身のアレには手も触れていませんし、もちろんこすりもしていません。
ボッキもせずにほんとに鏡に映った自分の姿を見ただけなのにイッちゃったんです。
カーブミラーは表面が湾曲しているので実体より小さく映るんですね。
ですから化粧していない顔もはっきりとは見えずそれなりに女の子っぽく見えたのでしょう。
それと全体に胸が強調されたミニスカのセクシーガールという印象だけが目に飛び込んできたんだと思います。
これはとても刺激的な体験でした。
そこからはもう後戻りできません。次々に化粧品をそろえひとりで化粧を覚え、同居人がしばらく不在の時は常に変身するようになりました。
そしてさすがにそのころになると冷静な状況判断もできるようになり、昼間の変身外出はやめるようになりました。
ところがほどなく二度目のこすらずイッちゃう体験をしてしまいます。
ちなみにその間もひとりでオナするときは普通にボッキもしますし、普通の男性と同じようにこすったりしていました。
その二度目の強烈体験は化粧もして外出をするようになったある日のことです。
ご近所の目を避けるため深夜1時過ぎ、もちろん化粧をバッチリきめて胸にはシリコンのパットを入れたブラ、
その上にブラウス、下はフレアの超ミニです。
その頃は普通の男性からどんなふうに見られているかを確認したくてしかたがありませんでした。
きっと自分が男性モードならその女のスカートの中を覗きたいと思われるような恰好がしたいということなのでしょう。
そこで車で郊外の駅に向かいました。
その駅は高台と平地の段差の間にあるような駅です。
いくつかの線が交差していて、改札は丘の上ですが改札を抜けて階段を下りるとホームが何本か並んでいるという構造です。
そしてその線路と平行して丘の上のキップ売り場へ向かう長い階段があるんです。
この階段を上れば下から見たらパンティは丸見えです。
男性が歩いてくるタイミングを見計らって先に階段を上り始めるということを何回か繰り返して
何人かの男性に見られたような気はしたのですが、今一つ刺激にかける感じでした。
そうこうしているうちに夜が明け始めてきたんです。
そろそろ始発の出る時刻で改札も空いたような気がします。
その階段と平行に隣接しているホームに一人の酔っ払いのおじさんが入ってきました。
べろべろとまではいかないようですが、歩く姿で酔っ払いであることはわかります。
正直言ってあんまりモテそうなタイプではありません。
ただ不潔な感じはありません。
そしてその階段からすぐに見えるベンチにすわりました。
私は「そうだ。この人に見てもらおう。」と心の中で決めたんです。
ホームに他の人は誰もいません。行動するなら今のうち、私の中の何かが「さあ早く」と急き立てます。
今考えると度胸があったんですね。
当時はまだキップを買って入場する時代でしたので、キップを買い改札を通りました。
そしてあのホームに向かいます。
ハイヒールで歩くコツコツという音がやけに大きく聞こえて、胸がドキドキと高鳴っていきます。
階段をおりてしばらく歩くとあの人がいました。
多分、私の靴音が聞こえていたんでしょう。こちらを見ています。
超ミニスカの女が近づいてくると思ってくれたのでしょうか。
私はベンチのそばに立ちました。その人からは見上げる感じですね。
その人の目の前には私の太ももがあります。
彼は私の太ももをいやらしい目で見つめてきます。
「これ!こんな風に見られたかったの。」(と心の中で言ってます)
そうです。
「こんないやらしい女とやりてえなあ。」というような目で見られるというのが私の夢でした。
それで肝がすわったのでしょう。大胆にも私から話しかけてしまいました。
「私の脚、きれいですか?」と訊くと、その人は
「うん、うん。」と待ってましたとばかりに答えます。
「私みたいな脚見てると勃っちゃいますか?」 何という質問でしょう。
もう自分で何を目指して訊いているのかわかりません。
「うん、うん。」とその人は首を縦に振って答えます。
「じゃあ、見せてください。」ってバカじゃないの私。
多分、私は極度の興奮状態になっていたのでしょう。
するとその人はベルトをガチャガチャとはずしズボンをおろし、パンツもおろしたんです。
中からはまだ元気のないものが出てきました。
その時、私は何を考えていたのでしょうか。
いきなりその人の前にかがむとその人の腰をおさえて、アレをぱくってくわえてしまったんです。
「えーーー!、私何やっちゃってるのー。」(心の声)
自分でも驚きました。でも興奮状態ですから、もう止まりません。
自分で何をしているかは十分わかっていました。
その人のアレは私の口の中でぐんぐん大きくなっていきます。
さっき会ったばかりの人、
こんな見ず知らずの酔っ払いのおじさんのアレ、
女の格好でソレをくわえてしゃぶっている自分、
そんな風に冷めてみる目を意識すると、余計にいやらしさが倍加します。
そう思った途端でした。
脳がしびれるような感じと同時に下半身に猛烈な快感が押し寄せてきたんです。
手でこするより何十倍も強烈なあの快感でした。
イっちゃいました。小さなパンティの中にミルクを放出してしまいました。
快感の余韻でしばらくは放心状態でした。
でもそのままではいられません。
そろそろ駅にも人が入ってきます。
イッテしまうと、気持ちが冷めてしまうのはみなさんおわかりかと思います。
私もそうでした。
もうそれ以上はできません。
あわてて口を放すと、身なりを整えて速足で逃げるようにその場を立ち去りました。
振り返るとその人はズボンを上げながら私を追いかけてきます。
でももう無理です。
心の中で「途中でごめんなさいね。」と言いながら帰りました。
自分のアレに触れずにイッテしまったのは人生でこの2回だけです。
残念ながらそれ以来あの快感は得られていません。
でも変身外出はやめられませんね。
この後にも刺激的な体験はたくさんあるのですが、
リクエストがあればそれはまたあらためて書こうと思います。
ではでは。