しばらく全然Hをしてなくて(女装はしてたけど)、欲求不満が爆発しそうだったのでHな掲示板でお相手を募集しました。当日の朝に昼から遊べますという投稿だったので、あまりメールはきませんでした。条件もエ○ザベスで女装して待っているので、車で拾ってホテルまで連れてってもらって、ホテル代を払ってもらうというのでちょっと厳しかったかもしれません。エ○ザベスで女装しているとメールが届きました。最初のメールは写真も送ってノリもよさそうだったけど、身長を教えたらパスされました。その後夕方からなら大丈夫というメールが来て、身長や写真を送って大丈夫だったのでその人と遊ぶことにしました。相手は太ったおじさんだけど大丈夫と聞いてきたんですが、僕はそういうのは気にしないので条件が合った時点でOKしました。2時間くらい暇を持て余していたら、店の前に着いたというメールが来たので貴重品だけ持って外に出ました。お相手の方はそんなに歳はいっていないけど、100㎏は超えてそうな今まで会った仲で一番太った人でした。軽く挨拶だけして助手席に乗り込みます。
「マコさん? かわいいね」
「ありがとうございます」
そう言いながらコートの裾に手を差し込んできました。その日はメイド服でしたが、外でそんな恰好は出来ないのでコートですっぽり隠していました。
「メイド服? いやらしいね」
「んん、いや」
名古屋駅の人出の多い中を車で走っているので、見られはしないかと心配です。
「首輪つけてあげようか?」
「別にいいですけど」
「じゃあ、そこに停めよう」
事前にMだとは伝えていましたけど、野外で首輪を嵌めるとは思いもしませんでした。車の中とはいえ、外で女装しているだけでも恥ずかしいのに。
「ダメダメ! ホテルに行ってからにして」
「じゃあ、ホテルで」
ホテルは駅からすぐのちょっと寂れた感じのところでした。部屋も小さくて、ベッドとバス、トイレと最低限のスペースしかない所でした。男性がまずお風呂に入りました。半裸の男性と並んでベッドに座ってちょっと世間話をしました。
「何時まで大丈夫?」
「特には」
「三時間取ってあるから。普段もエ○ザベスで女装してるの?」
「あとTO○BOXとかです」
「ああ、昔行ってたよ」
そこからTO○BOXの話になり、共通の知り合いの女装子さんの話になりました。いきなり押し倒してきたりすると思ったけど、意外に紳士的です。話がひと段落すると、脚に手を這わせてきました。ニーハイの上、下着とニーハイの間の肌、そして股間と優しく触ってきます。そしてスカートの中に手を通して胸も触ってきました。メイド服はワンピース型なのでスカートから手を入れないと、胸は触れない仕様です。ブラの隙間から乳首を摘ままれて思わず声が漏れます。
「あん、んん~」
「どう? 首輪着けてみる?」
「うん」
男性はなにかいっぱいおもちゃを持ってきていました。首輪はちょっと安っぽい感じですけど、それを着けただけでちょっとしたコスプレ感覚です。手錠も出てきたのでついでに着けて、鏡の前に立ってみました。調教を受けているメイドさん、みたいなプレイになって興奮します。
「喉乾いてない?」
「うん、ちょっと」
「その格好で自販機で買ってきて」
そう言って男性は小銭を差し出してきます。
「やだ。むり。ついて来て」
「じゃあ、一緒に行こうか」
他のホテルはどうかわからないけど、そのホテルは一度部屋を出て、館内の自販機を利用できるみたいです。首輪の鎖を男性が持って、二人で廊下を歩きました。自販機で飲み物を選んでいると、ガチャッと扉の開く音が聞こえました。他の部屋からカップルが出てきたみたいです。ぼくはとっさに窪んだスペースに隠れて、男性に盾になってもらいました。カップルは僕たちの方まで来ずに帰ってしまいました。突然のことでドキドキしていると、男性は後ろから痴漢するみたいにお尻を触ってきました。
「ちょっと、やめて」
「興奮するでしょ」
「あ、そ、そうだけど、でも」
本当に短い間ですけど、首輪と手錠をして廊下で痴漢されるのはとてもドキドキしました。