私は昔から自分は女の子の格好が自分に似合わないと思っていて、意識しているわけじゃないけど、男の子みたいな格好で生活してきました。
男になりたいとか、そういうのはないんですけど、私は胸も真っ平らだし、顔もホリが男っぽい感じで、そんな自分に似合う物を選んでいる内に男物ばかりになってしまって、結果的に、これも男装っていうのかな?
そんな格好と見た目をしている所為でよく男に間違われます。公共のトイレでも女性の方に行くと注意されたりするので、行かないようにしてます。
中学3年のある日、映画館に一人で観に行った時の事でした。
指定された端の席に座って予告映像を見ていると、隣に男の人が座ってきました。それ自体は何も不思議なことじゃないので、特に意識を向けず、今度この映画観ようかななんて思っていた時でした。不意に、太ももを何かが這い回るような感触に虫でも付いたかな?と下に目を向けると、そこには手がありました。私は直ぐに状況が理解出来ず、何これ?と思わず手が伸びてきた方、隣の男の人に目を向けました。30代ぐらいのその人はスクリーンの方を観てて、余計に混乱していました。その人は自分の手が人の太もも撫でていることに気づいてないのか?とか何かの障害で発作的な行動なのか?とか、冷静に考えれば明らかにそれは痴漢だと断定できるのですが、なんせ初めての事だったので、私は咄嗟に動けませんでした。
私が固まっていると、その人の手はお尻の方に潜り込もうとしてきました。そこまでされてさすがにヤバいと感じた私は、鞄を男の人の腕に押し付けてそれ以上潜り込ませない様にしました。直ぐに逃げるか、係りの人を呼べば良かったのですが、混乱している私には対策がそれしか思い浮かばなかったのです。グイグイと鞄で押し返そうとしても、男の人の手はどんどんお尻の下に潜ってきて、ついにはお尻の割れ目に指を食い込ませてきました。もうダメだと泣きそうになった時、急に男の人は手を引っ込めました。そして「男のくせに可愛い反応するね」と名刺を私の膝に置いて、映画本編が始まる前に席をたって行ってしまいました。映画が終わるまで私はその場を動けず、映画館を出る時もビクビクしながら帰りました。名刺は怖くて直ぐに捨てました。
これだけならただの痴漢話なのですが、私の場合はここからが変な所です。
あの後、ずっと怖かったんですけど、家に帰ってベッドに潜った時にふと思ったんです。あの人は私を男だと思ったから痴漢したのかなって。そう思うと、つい私が本当に男だったらどうしてたかなって考えてしまい、男の自分があの時された事を体験しているのを想像していました。太ももを撫でられたり、お尻の下に手を入れられたり、男の自分が男に痴漢されるという妄想に興奮している自分がいました。
最近では有りもしない男性器を弄られてイカされるのを想像しながら、アナニーしています。
自分でもすごい特殊な性癖だなと自覚しています。
それでも、この体験談をここに書いたのは、やっぱり知られたいという変態願望からかもしれません。
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