(続き1)久しぶりに見るトランクルームの中には、いくつか見覚えのないものがありました。それは私が女装から離れていた間もお義兄さんがここを使っていた証拠であり、つまりはお義兄さんが今も「女」になって私が忘れようとしている背徳的な快楽に耽っている明かしでした。自然と、御主人様に愛される女装したお義兄さんの姿を思い浮かべてしまいます。大切な奥さんと子供を裏切りながら、雌として逞しい男性に抱かれる快楽の虜となってしまったお義兄さん。「・・・いいなぁ」不意に漏れた自分の呟きに、私は驚くとともに恥ずかしさで顔が熱くなります。(女装を止めると決心したはずなのに、女装しているお義兄さんのことを羨ましいと思うなんて・・・)ふしだらな自分に自己嫌悪を抱きながらも、言葉にしてしまったせいで私の女装への思いはさらに高まってしまっていました。ハンガーに掛けてあるいかにも女の子っぽいスカートに、吸い寄せられるように私の目が留まると、ごくりと喉が鳴ります。(室内女装だけなら・・・)どのくらいその場で悩んでいたか分かりませんが、結局は自分にそう言い訳をすると、私はトランクルームに置いていたスーツケースにいくつかの女装道具を押し込んで足早に自宅へと帰りました。 帰宅するとすぐにお風呂に入って、ここ最近怠っていた無駄毛の処理をしていきます。脚や脇はもちろん、せっかく久しぶりに生え揃っていたアンダーヘアも綺麗に剃ってしまいました。お風呂から上がってボディークリームなどのケアを終えると、私はスーツケースの中からライトグリーンの可愛らしいデザインのブラとショーツのセットを取り出します。久しぶりのレディースショーツ独特の肌触りやブラの締め付け感に胸を高鳴らせていると、まだ女性用の下着を身に着けただけなのに、私のオチンポは痛いほど勃起してしまいました。しばらく女装から離れていたおかげか、どことなく昔の男らしさを少し取り戻したようにも見えるオチンポが、小さなレディースショーツからアンバランスにはみ出しています。そしてそんなオチンポの先からは、もう透明な淫液が溢れ始めていました。少しでもオチンポの勃起を抑え込もうと黒を基調としたアーガイル柄タイツを穿きますが、オチンポはショーツごとタイツの布地を押し上げて不自然な膨らみを作ってしまいます。私は、女の子には相応しくない卑猥な股間の膨らみを隠すように、紺系の膝上丈ハイウエストフレアスカートを穿くと、トップスは胸元に大きなリボンの付いた白の長袖シフォンブラウスを選びました。メイクは久しぶりだったので、ゆっくりと丁寧にナチュラルめのメイクをしていきます。最近はスキンケアを怠っていたせいか、化粧ノリが悪い感じがして気持ちがちょっと沈みました。少しでも気分を盛り上げようとお気に入りのリップを塗って、緩めのカールがかかったブラウンのセミロングウィッグをつけます。そして最後に私はクローゼットの中の衣装ケースを開けると、元カノのシュシュを取り出しました。完全に消したと思っていた私の中の「女の子」を、再び目覚めさせるきっかけになったパステルピンクのシュシュ。一瞬、元カノの顔が浮かぶと、今すぐに男の姿に戻るべきだと私に訴え掛けてきます。でももうこの時の私には、この先に待っているだろう快楽への期待を振り払ってまで、男に戻ることを選択する意志の強さは残っていませんでした。私は脳裏に残る彼女の姿を振り払うと、シュシュを手首に通して姿見の前に立ちます。 鏡に映る「女の子」になった自分との、数カ月ぶりの対峙。鏡の中の私の服装は初めて御主人様に出会った時と同じような服装でしたが、手首に付けたシュシュのせいかどことなく元カノの雰囲気が漂っている気がします。いかにも男受けを意識したようなガーリーな服装に身を包んで、雄を誘うようなぷっくりとした艶のある唇をした女の子。でもそんな女の子が穿いているフェミニンなスカートの中では、スカートに不自然な膨らみが出来てしまうほどにオチンポが硬く勃起してしまっていました。私はスカートの裾から手を差し入れると、タイツを膝までずりおろしてスカートを捲り上げます。勃起したオチンポがショーツに収まらずにはみ出て、その亀頭はもう愛液でいやらしくテカっていました。「はぁ、はぁ・・・あぁっ・・・んっ、ぅんんっ」スカートを捲り上げて勃起したオチンポを晒す自分の姿に、どうしようもなく興奮して息が荒くなります。私は捲り上げたスカートを片手で持つと、もう片方の手で勃起オチンポをショーツから掴み出しました。「んっ、ぁあっ・・・ふぅっ・・・ん、んあぁっ!!」オチンポを擦り上げて喘ぎ声を漏らしていると、いつの間にかスカートを持っていた手がスカートから離れて乳首を弄りはじめます。「あっ、ぁああっ!!・・・はぁっ・・・いっ、いい・・・乳首ぃっ、もっとぉ、ぅんんっ!!」最近は全く弄ってなかったのに未だに女の子のような乳首を摘まむように刺激すると、身体の芯からゾクゾクと甘酸っぱい痺れがせり上がってきました。
...省略されました。
(続き2)スカートから伸びるタイツに包まれた脚を、夜の冷たい空気が撫でる独特の感触。室内女装では味わえない興奮でスカートで隠した男の象徴を硬くしながら、私は人目を気にしつつ車へと向かいました。時間的にさすがに御主人様へ連絡を取ることはためらい、私は車を深夜の街へとしばらく走らせると、道沿いのとあるお店の駐車場に車を入れます。そこは御主人様と初めて会った日にも連れて来られたアダルトショップでした。あれ以来、何度か女の子の姿で来たことはありましたが、今日の私は初めて御主人様と来た時と同じくらい、いえもしかしたらあの時以上に興奮していました。そんな興奮で挙動不審にならなように何気ない感じでお店の中に入ると、商品を見るふりをしながらぐるりと店内を歩きます。やはり深夜ということもあって、店内には2人ほどのお客さんしか確認することが出来ませんでした。「ふぅ・・・」私は一度、大きく息を吐くと、ドキドキしながら羽織っていたコートを脱いで腕に持ちました。するとコートで隠れていた、普通に立っていてもお尻が見えそうなほどのミニ丈スカートが露になります。私はお店に入る前に、ただでさえ短めのスカートのウェストをわざわざ折って、そんな下品なミニ丈にしていました。(まるで、変態みたい・・・) アダルトショップの店内で、目の前に並んだパッケージのAV女優よりも短いスカート姿を晒すなんて、まるで自分が変態になってしまった気がして鼓動が早まります。(いや・・・もうとっくに変態か・・・)室内女装だけでは物足りずに、女装姿のままアダルトショップへと来てしまっているどころか、男のくせにAV女優よりもいやらしい格好をすることに、屈辱よりも興奮を覚えるようになってしまった自分。(そうだよね。もう私はとっくに変態にされてしまったんだから、これからすることも仕方ないよね・・・)そう自分に言い聞かせると、私は中年で小太りの男性客を背にする位置へと移動しました。そして、商品を見る振りをしながらゆっくりと前屈みになります。それもミニスカートを穿いている女性なら絶対にしない、膝を曲げずにお尻をわざとらしく突き出すような姿勢で・・・。当然、中年男性のいる位置からは私のお尻が丸見えになっているはずです。私はしばらく商品を物色している振りを続けてから、ショーツ丸見えの姿勢のままチラリと後ろを覗き見ます。すると私の後ろにいた中年男性がこちらに向けていた顔をさっと逸らすと、慌てたように棚の影へと消えました。(・・・今の、間違いなく見てたよね)女性をいやらしい目で見る男の視線。普通の女性なら嫌悪感を覚えるその視線が自分に向けられていたことに、私はどうしようもなく嬉しくなってしまいます。身体の奥からゾクゾクとした快感が身体を包みます。それは御主人様に性処理用の肉便器として調教していただいた成果に他なりません。(もっと・・・もっと私のことを、いやらしい目で見て欲しい・・・)私はそれから何度か同じことをしてみましたが、男性は遠目に私のパンチラを見るだけで、残念ながら話し掛けてくるどころか近づいてくることもありませんでした。それでも、女装姿で露出行為をしている自分の変態さ、さらにその姿を視姦される喜びに頭の中は甘く痺れ、アナルがじくじくと疼きます。私はもう我慢出来ませんでした。 私は足早にアダルトグッズのコーナーへ向かうと、ローションとディルドーを手に取りレジへと向かいます。お会計を済ましてお店を出た私は、しばらく車を走らせると郊外にある公園の駐車場に車を止めました。ここも、御主人様と初めて出会った時に来た公園です。私は車を降りると公園の中をぐるっと歩いてみましたが、時間が時間だけに人影は見当たりません。今思えば、人がいなくて良かったかもしれません。もし人がいたら発情しきってしまっていた私は、間違いなく自分から誘ってしまっていたと思います。(笑)公園を一周した私の足は駐車場へとは向かわず、御主人様と初めて出会った時に連れ込まれた公衆トイレへと向かいました。私はトイレに誰もいないことを確認すると、男子トイレの個室に入って鍵を掛けました。一刻も早く快楽に溺れたい私は慌ただしくコートを脱ぎ捨てると、タイツごとショーツも靴も脱いでしまうと、そのままタンクの方を向いて馬乗りになるような体勢で便座蓋に腰を下ろします。そしてバッグから先程購入したローションとディルドーを取り出し、乱暴にパッケージを破りました。「んあぁっ!!・・・あぁっ、いいっ・・・はあぁっ、うあぁぁ、もっとぉ奥ぅぅっっ・・・ぅうんん゛ん゛っっっ!!」自宅でのオナニーでほぐれたのか、アダルトショップでの露出ですっかり疼いていたアナルは待ち望んでいたかのようにすんなりとディルドーを奥まで咥えこんでいきます。アナルから広がってくる激しい快感に、我慢しなきゃと思ってもどうしようもなく喘ぎ声が漏れてしまいます。(もし今、誰かがトイレに人が入ってきたら・・・)だらしなく開いた口から洩れる自分の嬌声を耳にしながら、私は公衆トイレで見ず知らずの男たちの欲望の捌け口にされている自分の姿を思い浮かべます。男の上に跨ってオチンポを咥え込みながら言われるがままに腰を振り、同時に両手も口マンコも使って差し出されるたくさんのオチンポへの御奉仕を強要される私。
...省略されました。
(続き3)公園を出て自宅に着いたのはもうほとんど朝方で、満足に寝ることも出来なかった私は体調も気持ちもすっきりしないまま会社へと向かいました。それでもメンズスーツに身を包んで冷静になった私は、もう止めると決意したはずなのに欲望を抑えられず女装してしまった自分の意志の弱さに情けなくなります。それだけでなく、汚したシュシュと一緒に別れてからも元カノのこと裏切ってしまった気がして私の心をどんよりとした罪悪感が占めました。「しっかりしないとな・・・」会社に着いたら昨晩のことは忘れて仕事に集中しよう、そして今度こそ『普通』の生活を取り戻すんだと、私は決意を新たにしました。 そんな決意から数時間後の、その日の夜。ロングスカートのクラシックなメイド服に身を包んで、御主人様の足元に跪いている私の姿がありました。御主人様好みの少し派手目なメイクをして、明るめの茶色いボブウィッグを着けた頭を御主人様の股間にうずめています。 日中、仕事に集中しようとしながらも私の視線は自然と同僚の女性達を追ってしまっていました。ただしその視線は、普通の男性が向けるだろう胸やお尻に向かうことはなく、私は女性達のファッションやメイクにばかり心が惹かれてしまいます。彼女達の姿を目で追いながら、タイツの心地良い締め付けやスカートの胸がときめく頼りなさ、そしてメイクの蠱惑的な楽しさが否応なく思い出されます。そして、そんな私の視線が女性達から同性である男性達の股間へと向かい始めた頃、気付けば私は御主人様に連絡を取ってしまっていました。 仕事を終える頃にはもう、私の心は『女の子』になりたい思いで溢れていました。帰り道にトランクルームに寄って御主人様に言われたメイド服などを手にすると、急いで帰宅します。家に着くと急いでメンズスーツを脱ぎ捨てて女の子の服へ手を伸ばしますが、その手が途中で止まってしまいます。(引き返すなら、今が最後の機会かもしれない・・・)もう何度目か分からない、私の中に残る「男」の自分からの囁き。でももはや私の中に残る「男」には、「女」になろうとする私の手を少しだけ止める程度の力しかありませんでした。私はあれほど止めようとした女の子の姿になると、少女のように胸を高鳴らせながら御主人様の元へと向かいます。御主人様は、久しぶりの再会に緊張している私を優しく迎えて抱きしめてくれました。そしてそのまま人目も気にせず、まるで恋人にするかのように愛おしい口付けを与えてくれます。そんな御主人様の甘い口付けを受け入れた瞬間、レディースショーツの中に押し込まれた私の男の部分が勃起しながらも、私の心には女としての喜びが広がっていきました。 (ふふっ・・・)久しぶりに味わう生オチンポの肉感を楽しみながら、今朝は女装を止めようと思っていたのに、その日の夜には女の子になって男性に御奉仕している自分の意志のあまりの弱さを心の中で笑ってしまいます。(あぁん、やっぱり本物のオチンポ最高ぉ・・・)あくまで御主人様に喜んでいただくための御奉仕だと分かっていても、どうしても数カ月ぶりの生オチンポの味わいを唇や舌で楽しんでしまいます。「ちゅっ、んちゅうっ・・・ぅん、ぐっ、ぐぽぉ・・・れろぉ・・・ぅうん、あっ、あぅんん」尻穴に咥え込んだアナルプラグから来る甘い痺れのせいで、時折御奉仕が疎かになってしまいますが御主人様はそんな私の姿も楽しんでくださっているようでした。メイド服のロングスカートの中はショーツは穿かずに白のガーターストッキングを身に着けていますが、さらに御主人様からの言い付けで例の元カノのシュシュをオチンポの根元にハメていました。「れろぉっ・・・ん、んちゅっ・・・ぅん?・・・んっ、ぐ、んぅんぐぐっ!!ぅうぐぐぅぅっっっ?!」御主人様は不意に私の頭を掴むと逞しいオチンポで私の喉奥を乱暴に抉り、そのまま喉に纏わりつくほど濃厚で熱い精液を叩き付けてきます。喉奥を乱暴に抉られる快感と、口内を満たす濃厚な牡臭さ。昔はこの痛みと匂いで嘔吐感に苛まれていましたが、今の私にとってはこの痛みと匂いを感じると脳が甘く蕩けてオチンポや乳首が勃起してしまいます。御主人様の匂いに包まれながら精液を嚥下していると反射的にケツ穴がアナルプラグを深く咥え込み、私が味わっているのとは比較にならないほど薄い精液が私のオチンポから押し出されました。「どうだった、ひとみ。久しぶりの精液の味は?」まだ硬さを失わない御主人様の肉竿に、丁寧に舌を這わせながらお掃除している私へ御主人様が聞いてきます。「あんっ、んあっ・・・ちゅうぅ、れろぉ・・・んっ、とっても美味しかったです、御主人様ぁ」御主人様を喜ばせるためのお世辞などではなく、私は心の底から本気でそう思いながら、うっとりとした笑みを浮かべて答えます。「さて、ひとみ。何か私に言うことがあるんじゃないか?」御主人様のオチンポに付いた精液を舌で綺麗に舐め取った後も、御主人様のオチンポを舐めることを止められないでいる私を見下ろしながら、御主人様が楽しそうにそう言います。
...省略されました。