私は、学生の頃に少し女装したことがありましたが、それから10年以上経ち、
結婚を経験して女装を意識することもなく過ごしていましたが、40代になって
単身赴任、2年目をむかえ、職場の同僚とたまたま行ったポルノショップで、
色とりどりの下着を見て、女の気持ちが再発してしまいました。年に2,3回
は帰宅しますが、妻とはセックスをすることもなくなっているので、無駄毛の
処理もできますし、学生時代とは違ってそれなりに自由になるお金もあるため、
下着女装からすぐに本格的な女装にのめり込んでしまいました。セクシーな
下着をつけてお化粧すれば、自然と鏡を見ながらの自慰にふけるようになり、
ディルドーを使ってアナルで感じるようになるまでにそんなに時間はかかりま
せんでした。ただ会社生活に影響しないように臆病なくらい他人には知られな
いように気を配ってもいました。
もともと男としては小顔で身長165、体重56と華奢な体型のため、お化粧も
上達して、服も揃ってきたので夜に限ってですが、外出することが平気、日常
になっていました。そんな油断もあって、同じマンションに住む男性に女装で
部屋を出るところを見られてしまいました。彼とは朝出勤するときにときど
き顔を合わせて挨拶することも多かったため、「しまった!」と思ったこと
が、顔に出たことから気づかれたようでした。翌朝玄関に封筒が入っており
女装者に興味がある内容のラブレターともとれる手紙がしたためられていま
した。その日はまったく仕事が手につかず、早退して手紙に書かれていたア
ドレスにメールして、自分のことを少し伝えました。5分と経たずに返信が
あり、電話で話したいとのことでした。かなり迷いましたが、家に来られて
も困るので、電話をしました。私も心臓バクバクで緊張していましたが、彼
の緊張も伝わってきて、悪い人ではないと感じました。今思えば、電話の声
は、自然と女声になっていたと思います。
その日は電話だけでしたが、毎日メールが来るようになり、その週末の土
曜日に女装姿を彼に見せることに同意してしまいました。夜に会うことはた
めらいがあったので、昼間に彼の部屋を訪問しました。その日は朝からお風
呂に入って念入りに準備をしてセクシーな水色のショーツ、ブラ、ミニスリ
ップにミニ丈の白いワンピースで行くことにしました。
正直に言って少し期待する気持ちと不安で足が震えていました。彼の緊張
も伝わってきますが、ほとんど内容を覚えていない会話を1時間くらいした
後、コーヒーのお替りを彼が準備している間、じっと座っていられずに窓か
ら外を見ていた私の後ろから抱きしめられたときは、心臓が飛び出すのでは
ないかと思いました。私より10センチ以上高い、少し太めの体に捕まえら
れて、声も出せませんでした。「大丈夫だよ、だいじょーぶ」と言って首筋
にキスをされたときは、足に力が入らず彼に支えられていたことを覚えてい
ます。大胆な感じもしますが、彼も女性経験があまりないようで、すごく純
情な感じでした。結局その日は、セックスには至りませんでしたが、私の服
を一枚づつ脱がせて、ずっとキスをしてくれました。「和恵さん、かわいい
よ。好きだよ。」を繰り返し言ってくれて、私も完全に女の気持ちになれま
した。全裸で2時間くらいは抱き合っていたと思います。私も初めての経験で
したが、彼を口と手でいかせてあげることができて、女として満足しました。
今から3年前のことで私は45歳、彼は29歳でした。今も
彼とは続いています。私もこの後いろいろな経験をすることになりました。