小学生の低学年時代に従姉の眩いセーラー服姿に惹かれてた私でしたが、中学校に入ると周りの女性は当たり前にセーラー服。中には油断してスカート捲りの餌食になってしまい白いショーツが露にされる子や、濃紺ブルマーや毛糸のパンツを重ね穿きを晒す子がいました。
夏になると、セーラー服の上衣の背中越しにシュミーズを通しブラジャーのラインがくっきり映る楽しみがあり、放課後にもなると部活のためか下半身はスカートではなく濃紺のブルマーなんて子もいました。
普段から目の保養は有りがたかったのですが、吹奏楽部でまさか自分たち男子がセーラー服を着用させられるとは思いませんでした。
詳細は言えませんが、とにかく吹奏楽コンクールの出場テーマ曲に合せるという理由により、水兵をイメージして部員全員がセーラー服を着ることになったのです。
しかし下半身が白い長ズボンとはいえ上衣は女子生徒のセーラー服です。着用するのは男子部員にとってはこの上ない羞恥と屈辱。一方の貸し出す部員以外の女子は女子で、匿名とはいえ男子に着用されることに嫌悪感。
顧問の先生も演奏よりユニフォーム集めに苦労したようです。
コンクールが終わってセーラー服から解放されると思いきや、秋の運動会には再びセーラー服でパレード演奏。同級生の男子からは冷やかしの声援があちこちから。とても恥ずかしい体験でしたが、自分にとってはセーラー服との初めての出会い。まさかこれで人生が変わるとは。でも、さすがに他人のセーラー服を盗むとかはしませんでした。
高校時代は女子はブレザーでしたし、自分はテニス部でセーラー服には縁はなくなりました。その後大学に入ってからですね、セーラー服が着たくなったのは。というのも学園の近くに中学校があり、そこの女子生徒たちがブルマー姿で運動してたりするのを頻繁に目撃してからブルマーに興味が湧いたのが発端。同じ町内の衣料スーパーでその中学校仕様のブルマーを購入したのですが、店内では『〇〇中学校指定』の幟と共にセーラー服が陳列されてました。
当時でもセーラー服は上下で2万円ほどしてましたから、かなりの高額商品です。それからですね、バイトを始めたのは。むろんセーラー服を買うためです。数ヵ月で金銭に余裕ができて、店に行き女性店員さんに「学園祭に使用するので」なんて口実で念願のセーラー服を買うことができました。
中学校の冬用セーラー服上衣とヒダスカートでしたが、サイズは大きめだったので被りタイプでも割りと着やすかったと思います。しかし、こうなるとセーラー服に合わせてジュニア用のブラジャーやショーツ、シュミーズなんかも欲しくなります。私のセーラー服女装は止まることを知りませんでした。
大学卒業と共にこれらは一端は処分しましたが、社会人になってアパートを借りてから、寂しさのあまりまたぞろセーラー服への執着心が顕著に現れ始めました。
この話はまた後日社会人編で。