常連さんにスカートをめくられ、身も心も女性に仕立て上げられたころ、店内は満席になっていました。ママさんやお姉さんは、忙しそうに動き回って働いていました。新人の私は、時々ママさんに連れられて別のボックス席やカウンター席に移ってお客さんにごあいさつする程度で、それが終われば元の常連さんのいる席に戻っていました。
ある程度店内が混み合いながらも落ち着いてきたころ、チークタイムになりました。店内の照明がほどよく落とされ、ムーディーなバラード音楽が始まりました。常連のおじさんが、「踊ろう」
と、言って私を少し広めのフロアに誘い出しました。前にもお話したように、ヒールを履いて身長180cm超えになった私は、常連さんにリードされるまま身体をピッタリ寄り添いながら、音楽に合わせて揺れていました。ヒールで高身長になった私の胸元あたりに常連おじさんの顔があります。
薄暗い中、周りの様子がうかがいしれない状態の中、常連おじさんの舌が口ひげとともに私のノースリープの脇から、乳首の方へ向かって這い出してきました。(ゾォゾォゾォ~~)と鳥肌が立ちます。オナニーだってしたことあるし、乳首も友達に教わって感じるように練習もしてきたよ。でも、女性とキスの経験もないし、まして、他人に身体をいじられたこともないのに、いきなり、髭のおじさんに舐められるなんて、いやだ、、って思いました。でも、そんな私の心中を知るわけもなく、おじさんの舌先と口ひげが私の乳首に近づいてきます。
(ダメだよ、、女のひとじゃなくて男の人に初めて乳首なめられるなんて、いやだよぉ)
(ひげがくすぐったいよぉ)
(やめてよぉ、、ぼくアルバイトなんだよぉ)
と、心で叫んだところで伝わりません。
とうとう常連おじさんの口ひげが、私の乳首に少しあたりました。
「ああ」
感じた声を出したかもしれません。でも、バラード音楽が常連おじさんの耳に声が届かないようにしてくれました。
が、
常連おじさんの唇が私のお乳首を見つけて、ちゅ~ぅちゅ~ぅちゅ~ぅって吸いついた時、
「あああああああああああああああああ」
「気持ちいいいいいいいいいいいい」
「他人に吸われると気持ちいい、きもちいいいいい!!!」
「やめないでぇ、、続けてすってぇ~~」
私は身体をのけぞらせたり、倒れこみそうになったり、暴れたり。でも、常連おじさんにしっかり抱きしめられていたので、周りの人には気づかれませんでした。
生まれて初めて、童貞の私を愛撫したのは、あこがれの娘や女ではない、口ひげをはやしたおじさんでした。それなのに、私はショーツを洗濯したように濡らし、ストッキングに汁が流れ落ちた何筋もの跡を残しました。
音楽が終わり、照明が元の明るさになりました。
次は、ママさんとお姉さんたちのショーが始まるようです。
つづく