今年の9月の出来事です。
その夜も、私は女装をして京都駅までお出かけしました。
市営の地下駐車場に車を停めて、駐車場の上階にあるファッションビルや、京都駅の地下街をウィンドウ・ショッピングしながら女装外出を楽しんでいました。
地下街の突き当りは、壁一面が鏡張りになっていて、鏡の前で自分の着ている服や、歩き方や仕草のチェックをしたり、写メを撮ったりするのも京都駅に来た目的の一つでした。
地下街も閉店した頃、私は帰宅しようと思い、人の少なくなった地下道を歩いていると、大学生くらいの大人しい感じの男性が声をかけてきました。
私は、女装の時(特に外出中)は、若い女の子がするフェミニンな女の子らしいファッションで、なるべく女性らしく見られるために、頼りなげな感じで歩くように心掛けているせいか、よくナンパをされます。
彼もそんな大人しい感じの若い女性(中身は男ですけど・・・)が、夜中に一人で歩いているので、つい声をかけたのかも知れません。
「今、お時間ありますか?」
彼は、いかにもナンパに慣れていない様子でした。
私は、無言で彼と目を合わせずに、軽く首を振って足早に彼の横を通り過ぎました。
彼が後をつけてくる気配はしましたが、私は特に気に留めず、地下道から階段で地上にでました。
今になって思うと、彼に階段を昇る私のスカートの中が見られていたのかも知れません。
その日の私は、ニーハイソックスにミニのシフォンスカート姿でした。
もちろん、スカートの下には見えてもいいレースのペチパンを履いていましたが、絶対領域とお尻の膨らみの下の部分は、生で見えていたと思います。
私は、車に戻るために地下駐車場行きの無人のエレベーターに乗り「B2」と「閉」のボタンを押し、エレベーターの中の鏡を見ながら前髪を直していました。
一旦、閉まりかけていたエレベーターのドアが開き、先ほどの彼が乗って来ました。
彼は、ドアに背を向けて立っている私に後ろから無言で抱きついてきました。
驚きで声が出ない私に、彼は私のショートボブのウィッグの襟足をかき分ける様に私の首筋に口と鼻を擦り付け、私の腕と体を羽交い絞めした手を私の前で交差させる形で胸を鷲づかみにしながら、固くなったペニスをズボン越しに私のお尻に押し付けてきました。