10年前の春、中学校の卒業式が済んで、毎日暇をもて余してい
たわたしは、ずっと前から考えていた新世界の映画館行きを遂に
実行しました。
帽子を目深にかぶり、濃いサングラスにマスクをかけて、緊張
で心臓が飛び出しそうな気持を押さえて地下への階段を降りま
した。
場内は20人くらいの客が居るようでしたが、半分は後部通路の
立ち見の客で、その中ほどで女装者が集団に痴漢されているの
が見えました。
黒いコートの前が開いて、白くムチムチした腿が見えました。
男たちの手の動きに応えるようにハスキーな声で悶えながら、
小柄で肉付きのいい身体をくねらせ、垂れ気味の大きな乳を
揺らせていました。
わたしがそのまま発射しそうな興奮に茫然としていると、いき
なり隣の男に抱きしめられました。
抵抗する間もなく唇にキスをされて、更に男の舌が強引に入ってきました。
きました。
わたしはこの映画館がホモのプレイ場所でもあることは知って
いましたが、わたしのようなヒョロヒョロしたもやしっ子は相手
にされないと思っていました。
わたしは謝って帰して貰おうとしましたが、百戦錬磨の彼らに
とっては絶好の獲物だったようです。
優しくしてくれたかと思うと、学校へ連絡すると脅されたりして
泣きながら3人の爺さんのおもちゃになって、座席で5回以上
絞り出されれたり、吸い取られたりしました。
それで帰して貰えると思ったのもつかの間で、次は3人に引き摺
られるようにしてトイレに連れ込まれました。
トイレには数人の男性と、さっきの集団痴漢されていた女装者
がいました。
女装者はほとんど裸に近い姿で、抵抗する様子もなく一組目の
男達から次の順番のグループへ引き渡されるようでした。
女装者は焦点の定まらない遠くを見るような眼差しで、微かに
微笑んでいるように見えました。
この時わたしは何故かこの女装者に強い羨望と嫉妬の感情を
覚えたことが今でも忘れられず、後のわたしの女装人生に大き
な関わりがあったと思っています。
トイレではわたしにとって生れて初めてのアナル性交でしたが、
時間をかけて揉みほぐされた後、たっぷりのローションを注がれ、
たうえ、挿入されるときの受け側のコツを教えてもらったせいか、激痛と言うほどの痛みはなく、何とか
激痛と言うほどの痛みもなく、3人を受け入れることができました。
わたしにとってアナルセックスは身体の快感こそありませんが、
大きなものを突き刺されて押さえこまれている安心感と、
それまで偉そうにしていた男が泣きそうな声で、わたしの身体に負ける姿を見せるのは
負けていく様子が滑稽で痛快でした。
あれから10年が経って、色々なことがありましたが美容師の仕事
についたわたしは、今も女装生活を続けています。