デパートを出ると、今度は公園に行きました。そ
れまで見たこともなかったような、大きな公園で
した。公園では、スカートをはいた子も結構遊ん
でいたので、私もすごく安心しました。パーキン
グのところまでは、スカートをはいたこと、すご
くドキドキしていたけど、そういう気持ちも、な
くなっていました。
私は、当時は小学3年生でしたが、そこの公園で
は、もっと大きい女の子も、スカートをはいてパ
ンツを見せながら遊んでいました。私は、この
日、初めてスカートをはいたんですが、スカート
って、ズボンよりも足が自由になるし、足を動か
すたびに、中にふわっとした風が入って、すごく
いい気持ちなんです。パンツが見えちゃっても、
全然気にならないんです。前に、クラスの女の子
が、パンツを見せながら遊んでいるのを見てい
て、私は、「恥ずかしくないのかなあ」って思っ
ていました。でも、その時は、そんな女の子の気
持ちが何となく分かる気がしていました。ここ数
年は、防犯上の問題で、スカートをはいて遊んで
いる女の子も殆ど見かけませんが、あの頃は、女
の子は、スカートをはいて公園で遊んでいても、
まったく不思議でない時代でした。いつの間に
か、スカートをはいて遊ぶことに全く抵抗感がな
くなり、女の子の格好をしていることに、嬉しさ
を感じてきていた私だったのです。私は、パンツ
が見えるのも気にしないで、広い公園を駆け回っ
たり、登ったり、降りたりしながら、いっぱい遊
びました。
遊んでいる間に、お友達も出来ました。6年生の
お姉ちゃんでした。すごくかわいいお姉ちゃんで
うっとりするくらいでした。お姉ちゃんの名前は
藍子ちゃんといいました。私の名前は薫ですが、
「子」のつく名前が、すごく羨ましかったです。
藍子ちゃんは、私のスカートのこと、すごく褒め
てくれました。藍子ちゃんはズボンでした。「薫
ちゃん、スカート、かわいいね。私もスカートは
いていればよかった」って言っていました。少し
遊んだあと、「ちょっと待ってて」と藍子ちゃん
が言いました。お父さんお母さんのところに戻る
ようです。しばらく待っていると、スカートをは
いた藍子ちゃんが戻ってきました。スカートをは
いた藍子ちゃんは、すごくかわいかったです。藍
子ちゃんは、今日はスカートをはいていたのです
が、公園で遊ぶから「もう、大きいから、ズボン
にはきかえて遊びなさい」って言われたそうで
す。でも、藍子ちゃんは、本当はスカートをはい
て遊んでも、全然恥ずかしくないそうです。
藍子ちゃんと遊んだりお話をしたりしながら、い
ろいろなことが分かってきました。藍子ちゃん
は、県外に住んでいました。私が住んでいる、お
隣の県です。あと、ピアノとバイオリンを習って
いて、児童合唱団にも入っているそうです。
藍子ちゃんといっぱい遊びました。藍子ちゃんも
パンツを見せながら遊んでいました。時々、すご
くいっぱいおまたを開くので、何だか恥ずかしか
ったです。「女の子同士だから、見られても平気
よね」と言ってくれました。私のこと、女の子だ
と見てくれて、すごく嬉しかったです。もし、か
おるが本当は男の子って知っていても、藍子ちゃ
んは、私の前で足を開いたりするのかな、ってち
ょっと思っちゃいました。
気がつくと、もう夕方でした。時間がたつのは、
すごく早かったです。藍子ちゃんとは、住所を交
換して、文通の約束をしました。最初は、藍子ち
ゃんから書いてくれると約束してくれました。お
返事が来るのがすごく楽しみでした。…続く…
※8ヶ月ぶりくらいの続編になります。