突然ですが、僕の家にはドラえもんがいます。もっと厳密に言えば、それはドラえもんの抜け殻です。
事の経緯を説明します。数週間前のある日、いつも通り自分の部屋で
パソコンにむかっていたら、急に机の引き出しが開いて
そこから、本当にテレビで見たまんまのドラえもんがひょっこり顔を
現したのです。僕は引き出しに突き飛ばされたせいで頭がおかしくなったのかと思ったのですが
何度目を擦っても頬をつねっても、やはり目の前でドラえもんが笑顔を浮かべて立っているのです。
しばらくして僕はドラえもんに話しかけました、「マジで?」。するとドラえもんはこう答えました、「驚いた?」。本物の、本物の大山のぶ代の声なんです。
僕は小さい頃からドラえもんが大好きで、今でもかなりの知識を持っているんです。
ですから早速、尻尾の電源を切って、四次元ポケットの中身をあさってみる事にしました。狙う道具は、そう「もしもボックス」。
電源を落とされたドラえもんは、うんともすんとも言わないので、安心して道具をあさる事が出来るんです。
最初に出てきたのは「石ころ帽子」次が「やまびこ山」、そして三度目、ついに念願の「もしもボックス」を見つける事が出来たのです。
早速部屋の中央付近にセットして、僕はこうお願いしました、「もしも僕が熊田曜子をもっとかわいくした外見と百億円を持っていたら」。
続く