先月、久しぶりに昔お世話になった方のお墓参りに行ってきました。
今回は少々趣向を変えセーラー服で拝ませて頂いたのですが、予め出かける前には女性用ショーツに黒タイツ、それに黒の長袖レオタードを着用し、上半身はセーラー服の上衣だけ着て、パッと見は上下ジャージ姿で車を運転しました。
お墓の近くにある駐車場でスカートを穿くつもりでしたが、あいにくの雨。又、自分以外の車両も2台入ってきましたので、仕方なく車の中でスカートを穿くことになりましたが、狭い運転席では非常にやり辛かったですね。
万一ガラス越しに覗かれて変質者に思われるのも嫌でしたから、頭にはロングウイッグを付けマスクをしながら着替え出たのですけど、これがまた実に息苦しい。
悪戦苦闘の末何とか上下セーラー服姿になり、念のため上着を羽織って知人の眠る墓地付近まで車で移動しました。
すると案の定先客の車が1台停まってて、私は恐る恐る徐行しながらその車の前方に離れて駐車。ルームミラーで後方を見ながら、チャンスとばかり供花とお供え物を手に取り墓前に急行したのです。
枯れた花を取り除いて、新しい供花のフィルムを剥がしていると、先客が水汲み場に行くため私の横を通り過ぎました。この時点では上はジャージで下は襞スカートという有りがちな格好でしたから、まさか下がセーラー服姿だとは思わなかったでしょうね。
暫くすると周りには私一人しかいなくなり、意を決してジャージ上着を脱いで大胆にも上下セーラー服姿になりました。故人には失礼かもしれませんが、ドキドキしながらも実に爽快な気分でしたね。
どうせならと用意したデジカメで、記念撮影をしようと向かい側のお墓に設置してましたら、どういうわけか霊園内を竹箒で掃く音が近づいてきまして、私はとりあえずセルフタイマーのシャッターを押しました。
アングルが悪く2度失敗し、3度目で上手くいった時には竹箒の音が近づいてきまして、これはさすがにヤバいと思い慌てて自分の車に乗り込みました。
どうやら霊園の管理人さんだったみたいですね。
無事に元の駐車場に戻ることができ、私はセーラー服の上衣とスカートを脱ぎ、上からシャツを着て上下ジャージ姿になりました。
時間にして30分ほどの出来事でしたが、何十年ぶりかのセーラー服露出を、それも日中に楽しむことができ、本当に感慨深かったですね。