精神的には男、恋愛対象は女というノンケの女装子でした。
なので、付き合った人は全て「女装に理解のある」女性でした。
一緒にメイクしたり、一緒にお出かけしたり、する事が楽しかったです。
そんなお付き合いをしていたので、結婚するという事になっても、
何ら問題はなく、正式な夫婦になってからも女装でお出かけしたりしてい
ました。
そんな夫婦でしたが、結婚して数年経つと、ご多分に漏れず倦怠期がやっ
てきました。
あれほど仲が良かったのに、プライベートで別々に行動する事が増えてい
きました。
私が一人で女装で出かけることは無かったのですが、嫁が1人で遊びに行
くようになった
事もあり、私も女装で一人で出かけるようになりました。
女装子が集まるお店などでは、そこそこ有名だったので、「奥さんは?」
なんて
聞かれましたが、「まぁ、ちょっと・・・」と言葉を濁していたのですが、
何度も
1人で行動している私をみて、夫婦関係が上手くいっていないと思われた
のか、
露骨にデートに誘ってくる男性が現れました。
元々、ノンケでそっちの趣味は無かったので、最初は断り続けていたので
すが
何度も誘われているうちに、一回ぐらいいいか、と思い、デートすること
にしました。
今まで、女装していても気持ちは男として行動していたのですが、明らか
に
その男性は私を女として扱ってくれ、そんな事をされたことが無かった私
は
痛く感動してしまい、再デートの約束もしてしまいました。
そんな感じでデートするようになったのですが、まぁ、当然と言えば当
然、
彼から肉体を求められるようになりました。
私は、彼と遊んでいる方が、嫁といるよりはるかに楽しくなっていた事も
あり
ま、いいか・・・ぐらいの軽い気持ちでホテルに行きました。
その後は、坂道を転がり落ちるようにホモSEXの虜になってしまい、いつ
しか
彼に抱かれ、アナルを犯されながらメス逝きするという、完全なウケに仕
込まれていました。
彼とのSEXが快感に感じるようになるにつれ、嫁とのSEXが苦痛に感じるよ
うになり
自然にレスになっていくにつれ、嫁が私の浮気を疑い始めてしまいまし
た。
ただ普段から下着女装が普通の状態だったので、そんな男が、別の彼女を
作れる
はずもなく、嫁に問い詰められた結果、私が男性とお付き合いしている事
を白状させられました。
さすがの浮気相手が、自分と同じ女性ではなく、男性であった事を受け入
れ難かった嫁に
離婚を申し出られてしまい、私はそれを受け入れるしかありませんでし
た。
女装が原因で戸籍にバツが付いてしまう事になりましたが、最近になっ
て、私としては
こちらの人生の方が楽しかったと思えるようになりました。