昔、平日の午後から一人で映画を観に行った時のことです。その日はスクール水着にセーラー服上衣、その上から上下ジャージという格好でした。
映画のトイレの個室に入り、自分のアナルにローションを塗り少し大きめの電動プラグを挿入し、何気なく所定の席に座り観賞しておりました。上部の1番端っこで、ここならポケットに潜ませたバイブのスイッチをONしても誰にも聞こえないだろうと思えました。
アクション系の内容でしたし周りにはほとんど観客がいませんでしたから、安心してアナルで振動を感じていました。しかし、始まって10分ほど経過してから、1組の中年夫婦らしきカップルが近づいてくるではありませんか。
一旦電動プラグのスイッチを切って様子をうかがってると、どうやら私が座る列の中央に行きたいらしく、小声で「すみません」。仕方なく膝を右に曲げて通路を開けたのですが、その時どういうわけかスイッチがONに、しかも最強モード「ブォーン……」。
ちょうど場面がドンパチやってて振動音は欠き消されたようで、二人とも不審がらず何事もなく通り過ぎました。4つくらい離れた席にカップルが座ったのでホッと一安心。
映画を観終わってエンディング曲が流れ始めると、私はスイッチをOFFにして席を立とうとしましたが、ちょっと息んだらスクール水着の縁から電動プラグが抜け落ちそうになるではありませんか。慌ててお尻の中央を右手で抑えました。
ヤバイと思いつつ館内の通路に向かって階段をゆっくり降りて…、しかし最後の階段を終えた途端にヌポッ!。プラグがジャージズボンの中で抜け落ちてしまったのです。少なかった他の観客も付いてくるように降り始めました。
私は通路ドアの片隅に背中を向け、あたかも灯りでシューズの紐を直すかのような仕草。といいつつ、実は靴下の中に電動プラグを入れる。足元を見たらイビツな格好でしたね。
その後館内のトイレの個室に行き、靴下からプラグを抜き取りコントローラー共々小さなポリ袋に入れカバンの中に。やれやれ、ってな感じで映画館を後にしました。
それ以来、アナルプラグを挿入したまま出歩く時は、下着やスクール水着の上から念のため股縄をかけるようにしています。